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TOM'S仕様プリウス 左リアフェンダー鈑金 リアバンパースポイラー修理

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TOM'S仕様のとても綺麗なプリウスの塗装です。

このお客様のクルマは、以前も修理したことがあるんですが

とても大事にされていています。

キッチリ仕上げていきます。

 

修理内容

・左リアフェンダー     鈑金・塗装

・リアバンパー       交換(塗装済み)

・リアバンパースポイラー  修理・塗装

 

パテ研ぎ(範囲と補修個所の確認)

今回は、リアフェンダーのみの塗装です。

 

テールランプの中側が曲がっていたので、カドのかたちと隙間に

注意しながら削っていきます。

範囲を広げないために、1~2発で極めます。

 

 

1発目。#120ダブルアクションで研ぎ。

ガソリンキャップの下の所を削りすぎたと思ったんですが、

その後ろの薄くなっている箇所がまだ高く、その間のパテを

#180で慣らしたらいい感じに上がりました。

薄くパテをいっても良かったんですが、サフでいけると判断。

上の少し出てるところもサフでOK。

 

カドの折れ目の幅は20mm。ま、1mm足りんけど大丈夫やろ。

ここで、カドをあんまり丸めてしまうと高さが足りなかったときに困るので

ほんの少しだけ角を高めに残して、サフで丸めれるように作ります。

 

テールランプを付けて隙間を確認しつつ、スキマを調節しながら

研いでいきます。

 

 

ガイドコートで巣穴と歪みの確認をします。

#180で当てなおしたので、#240#320と落としていき、

脱脂をしてパテ研ぎ完了です。

 

サフェーサー塗装

サフの色を、指定の色(白60% 黒40%)にして塗ります。

これは、留まりの悪いベースの下塗りも兼ねているのでしっかり確認します。

 

 

スポイラーの傷は大したことがなかったので、

ダブルアクション#320で削り。

ペーパー目を確認しつつ、サフ塗装。

 

が、塗った後、テールを付けてみると、何かスキマが気になるので手直し。

フタの下も、ついでに手直ししました。

 

 

 

調色

1度修復歴があるので、チップとは色が合いませんでした。

2枚あるチップのうち、少し色は薄いけど黄味が合っている色を

選びました。

 

1発目。

塗装条件を同じにするために、塗り板にはボディと同じ色の

サフを塗っています。

やっぱり若干薄い。正面、正反射、すかし、ぜんぶ薄い感じです。

濃くするためにベースのゴールド、レッドを入れて少し黒を入れて

様子を見てみます。

 

 

2発目

微妙なところ。ちょっと薄いですが、ボカすなら十分OKな範囲です。

どのくらいの変化があったか、1回目の色と比色してみます。

 

 

1枚目の塗り板を重ねて見てみると、十分いける範囲と判断。

調色完了です。

 

足付け・マスキング

 

脱脂した後、#1300で全体を足付けします。

リアフェンダーは1度修復歴があるので、どこがボカシ際かを

見てみたんですが、どうやら前まで塗っているようでした。

今回は写真の通り、肩の所で切ります。

 

スポイラーは、特に問題はなかったので、ベースをボカして

1本塗ります。

 

 

 

 

マスキングです。

エアブローをした後、脱脂をしました。

ドアのほうは、ゴムの所までテープで隠します。

以前は養生紙を貼っていたんですが、ドアを閉めたときに

破れたり、少しスキマが空いてミストが入ることがあったので

今は、この隠し方をしています。

リアフェンダーは、キワではなく、中の段差の所で切っています。

これは、たとえボカシテープや返しで貼ったとしても

わずかでも密着している箇所があれば、段差になってしまうので

念のためですが、これらを防ぐためです。

ここの処理は、クリヤー塗装完了後、アンダークリヤーで押さえます。

 

細部のスキマを確認し、マスキング完了です。

 

ベース塗装

まず、アンダークリヤーを塗装します。

1回目は、傷がクリヤーを吸い込んでしまうため一気に乾いていきます。

なので、ダブルコートで半艶にします。

スポイラーも同様に、ダブルコートで塗装します。

 

この日は雨で湿気があったので、あらかじめブースを熱して

湿気を飛ばしています。湿度は30%くらいです。

 

ベース塗装1回目。

留まりの悪い色ですが、サフを指定の色にしたおかげで

1回でここまで留まりました。

標準60%、遅乾40%のシンナーで割っているので

渇きは遅いですが、ボカシ際がザラつきません。

 

 

2回目

ほぼ良いように見えます。

このときに、色をボカしたキワが少しでもザラついていたら

クリヤーを塗るとラウンドが高くなってしまうため

#2000で当てなおすんですが、今回はツルっとしていました。

 

ブースの電気を消し、投光器を当てて色の留まりを確認します。

僕の癖で、いつもキワが薄くサフが透けてるんですが、今回も

透けていました。

 

ブツを取った後、アンダークリヤーを再度塗装して、

留まってなかったところを注意して塗装します。

少し遠めに見てみて、ボカシぎわや全体的に違和感がなければ

ベース塗装完了です。

 

クリヤー塗装

1回目。

薄く塗ります。

よく、1回目を捨て吹きしたらざらざらになるといわれていますが

それはシンナーを乾燥の早いものにしているからです。

遅めのシンナーを少し入れて塗ると、ゆっくり乾くため

肌がざらつくことはありません。

2回目

僕は基本的にベタっとは塗らず、塗り重ねるのが好みなので

ここで決めようとせず、自分で決めている塗り重ねるペースで塗ります。


 

 

3回目

クリヤーを割るシンナーを100%遅乾にして

2回目と同じペースで塗り重ねます。

肌が伸びることを予想して、若干ですがラウンドは高めを狙います。

これは、塗り重ねる時点で理想の肌にしてしまうと、肌が伸びたときに

ラウンドが低すぎて隣接パネルと肌が合わなくなるのと、

あとは、単純に垂れを防ぐためです。

もし、隣接パネルより肌が高ければ磨きで調節できるので

問題なしです。

ボカシぎわですが、アンダークリヤーで押さえています。

こうすることによって、普通にポリッシャーで磨いても

よっぽど磨き込まない限りは、キワが出ることはありません。

 

仕上げ確認

ちょっとブツが多いか…。

肌は磨いて調節するように塗っているので、若干高め。

隣接パネルとの色合いもOK。

ベースのボカシぎわも、どの角度からみてもなじんでる。

 

おっけ。塗装終了です。

 

まとめ

暖かくなってきたので、塗料の乾燥が早くなってきたように感じました。

極みなど、ミストが細かいガンを使うと、その分乾燥も早くなり

ざらつきやすくなります。

おまけに湿度も低いとなると、なお乾燥が早くなりざらつきやすく

仕上がりがえらいことになる可能性が高いので、

シンナーは乾燥が遅めのものを使うようにします。

 

赤を塗るときの下塗りですが、ピンクを塗る人をネットで

見たことがあります。同系の薄い色で留まりをよくするらしいです。

それでいけるのなら何の問題もないんですけど、

僕的には、塗料メーカー指定のサフなりバインダーで、

白~黒の範囲で塗った方がいいと思います。

指定の下色を塗って調色した色のほうが、ボカシたときに

なじみやすいからです。

 

以上、まとめでした。

 

 

 

 

 

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