自動車塗装

自動車塗装 台のマスキングについて

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台のマスキングは必要?

新品パネルや外したパーツを塗る時、台を使うと思いますが、

マスキングって皆さんはされてますか?

僕は毎回50mmのテープで貼りなおしているんですが、

そのやり方は店や塗装屋によって考え方が違うようです。

今回は、そのことについてのお話です。

毎回貼るのはテープの無駄!!

とあるショップで働いていた時の話です。

そこには大・小2種類の引っ掛ける台があったんですけど、

その2つとも、テープをグルグル巻きにしたものが擦れて塗料が付いて、

もうボロボロの状態でした。

 

こんな台で塗るのは嫌だったんで、全部はがしてテープを貼りなおしていると、

塗装の責任者(同い年)から文句を言われました。

 

責任者 「いちころ君、何で貼りなおしてるん?」

いち  「ボロボロやったから、綺麗に貼り直しておきますね」

責任者 「そんなんテープの無駄や。」

いち  「台からゴミが出たりするし、台も汚くなるでしょ?」

責任者 「俺はゴミなんか出たことない!」

いち  「あ、そっすか・・。」

 

このショップはチェーン店なんですが、この責任者がとにかく節約をしたがる人でした。

その人曰く、台からはゴミは出ないから、テープを無駄に使うな!と。

時間も無駄!テープも無駄!無駄なことをするな!という考えの人でした。

 

なんでマスキングするの?

また別のショップの話です。

その店は田舎にあり、土地もまぁまぁ広かったということもあり、

クルマもパーツも、いろいろごちゃごちゃ置いているような店でした。

 

台もそのうちの一つで沢山あったんですが、なんと外に野ざらしで置かれ

錆だらけで、虫とかも入ってるような状態でした。

 

これは流石に・・と思い、錆を落としてマスキングをしていると、

社長に呼ばれました。

 

社長 「なんやそれ?なにやっとるねん?」

いち 「台が錆だらけだったんで、削ってマスキングしてます」

社長 「アホか?台なんかどうでもええねん。色塗ったら錆も一緒にトマるやろうが!

考えたらわかるやろ!無駄なことするな!」

いち 「あ、そっすねー」

 

この社長は塗装屋くずれで、よく分からない持論の持ち主でした。

当然僕の中では、この考え方はナシですけどね・・。

 

丁寧に貼って~

また別の店での話です。

そこの店の塗装屋の人は、僕が今まで見た中で1番上手い人でした。

おそらく、兵庫県下でもトップクラスの人で、店とその人の名前を出せば、

「あ~、知ってる。あの人は上手で有名や」

と言われるほどの人です。

大変お世話になった人で、僕の塗装の基本的な考え方は、その人から学んだものです。

 

で、その店の場合は、台のマスキングは、クルマのマスキングと同じ考え方でした。

テープを貼る前にエアブローをして、綺麗にテープを貼り、塗り終われば剥す。

 

「台には必ずミストが付くから、毎回綺麗に貼って、台を綺麗に使ってな」

 

と、最初に言われたのがとても印象的で、今でもその通りにやっています。

 

この方法は、確かにテープを沢山使うし時間もかかります。

もしかしたら、そこまでゴミ咬みには関係ないかもしれません。

 

ですが、やはり毎回綺麗に掃除して隠した方がゴミ咬みが少ない気がするし、

見た目もキレイなので、気分良く塗れます。

 

これは僕の想像ですけど、多分台のマスキングを綺麗にする人は、

ゴミ咬みをしないようにする工夫をすごくやってるんだと思います。

 

ブースの床もキレイに掃除して、パネルもキレイにエアブローして

自分も防塵服着て完璧。後なんや?あ、台もマスキングしとこ!みたいな感じで。

 

想像ですけどね。

 

まとめ

塗装の仕事は、その店の塗装の責任者の人の考え方によって変わります。

その人が良いといえば出来るし、ダメといえば出来ません。

 

ある店では当たり前にやっていたことが、こっちの店では全く無駄と言われたりします。

 

ということで、ゴミ咬みを徹底的に減らす場合は、

僕的に台のマスキングは必須です。

 

節約も必要ですが、使う所には使うことも必要だと思います。

 

 

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