いちころです。
今日はコチラは祭りだったんですが、あいにくの雨でした。
にもかかわらず、子供たちは元気に神輿を担いで頑張ってました。
ま、僕は遠目であたたかく見守ってただけなんですけどね。( ´ー`)y-~~
さて、今日の仕事はコチラ
はい。昨日お預かりしたポルテです。
このクルマは、お得意先の紹介なんですが、
お客様の持ち込みでなんと大阪から自走で来られたそうです。
『近所でやってくれる店がなかった』
と聞いていますが、多分知ってる店がなかったんだと思います。
せっかくのご縁なので、しっかりと作業させていただきます。(`・ω・´)ゞ
修理箇所はコチラ
フロントバンパーの修理なんですが、御覧の通り、小傷のみです。
ただ交換歴があり、また細部の塗装がされてないので
キズを修復した後、1本サフで仕上げていきます。
作業前に、まずはバンパーの清掃を行います。
裏側にも泥が沢山ついていたので、しっかりと落としていきます。
次に傷を修復していきます。
僕はバンパーの補修の時は基本的にパテは使いません。
ギアアクションで仕上げていきます。
はい。全体の修復が終わったので、脱脂をしてサフを塗装していきます。
スプレーパテ仕様で、削っていく寸法なのです。
ガイドコートでキズ・肌の確認をしつつ、#600で仕上げていきます。
サフ研磨後、調色していきます。
はい。クォーターパネルとバンパーの色が、これだけズレてますね。
ちょっと分かりにくいですが、バンパーの方が黒赤いです。
フロントバンパーを調色する時、このボディの方にに色を合わす塗装屋の方も
おられると思いますが、僕はバンパーに合わします。
クォーターに合わせると、見た目には良いように思えますが、元には戻ってないですよね?
なぜなら元は、写真のように色が違うから。
フロントのみを見るならいいのですが、リアと比色された場合、
前と後ろのバンパーの色のズレが違うのがすごく気になるんです。
ということで、元のように調色していきます。
ここまで寄ればおk。
フロントフェンダーとも合わせてみて、おKだったので調色完了です。
いつもは台に寝かせて塗装していくんですが、
今回は、Twitter上でフォローしているショップの方がキレイに塗装されているのを見て
影響されたので、台に吊って塗装していきます。
今回は特に問題なく塗装出来ました。
やはり寝かせて塗るよりブツは少く仕上げることが出来ました。
今回塗装する上で注意したのが『目視』です。
隅から隅まで、すべて反射で艶が出ているかどうかを確認しながら塗装しました。
正直言うと、今までは目視が甘かったです。
逆光で見えていなかったり、隅などは塗料を乗せたつもりで乗ってなかったり。
そこまでしなくても自分は出来る!と思ってたんですね。
こういった自惚れをなくすため、初心に帰り厳しくチェックしながら作業していきました。
坊主の頃はもっと必死だったのに、いつの間にかだらけてたんですね。気持ち的に。
結局腕を上げるためには積み重ねしかないですね。
初心に帰り、これからも精進します。
今日はここまで。
今週もお疲れさまでした。