トヨタ 自動車塗装日記

自動車塗装日記#36  見えない箇所をどこまでやるのか

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いちころです。

今日と明日は、地元でとあるお祭りをやっています。

刃物や大工道具などが出品されていて、その他にも地元のいろんな店が出店する

楽しいイベントで、もう20年以上続いています。

 

今日は行けなかったので、明日は必ず行こうと思います。

晴れらしいし。

 

では、今日の仕事はコチラ。

はい。続きのプリウスです。

リアフェンダーを交換ているので、

そのつなぎ目のパテ研ぎからやっていきます。

 

写真で見ると、研ぎ残しがよく分かりますね。

この後、ガイドコートでもう一度確認して、研ぎ直しをしました。

溶接個所の削り後のエッジを出し、細部を確認した後、マスキングをして

サフを塗装します。

 

ライン、スアナは問題なし。

今回のパテは再三注意したということもあり、納得できる仕上がりになりました。

次に、バックパネルを交換しているので、内板の作業にかかります。

はい。内板の塗装が終わりました。

ロックペイントは内板色の見本があるので、すごく助かりますね。

関ペを使ってるときはなかったんですよ。

 

プリウスは、シーラーの色がそのまま出ているので、

色を塗ってから乗せていきます。

 

ところがここで問題発生。

ってほどでもないですが、ウチのシーラーの色って、

白なんですよ。真っ白。

ところが、このシーラーはベージュです。

内張りが付くので、そこまでこだわる必要もないと思ったんですが、

やはり、あまりにも色が違うので、少し手を加えることにしました。

 

まずは、元のシーラーに似せて乗せていきます。

このシーラーの乗せ方も、塗装屋によって違うと思うんですが、

僕の場合は、まずは最初に細い口でスキマに抑え込むようにして詰めます。

次に元のカタチに似せて乗せます。写真みたいな感じですね。

手間ですが、いきなり太く乗せるとスキマに入りにくいので。

 

指触乾燥後、次の作業にかかります。

 

 

ちょっと分かりにくいですが、旧シーラーの色に調色して刷毛塗りをしました。

硬化剤を足し、ちょっとシンナー希釈は多めです。

そのあと、内板色を希釈200%くらいで全体に乗せました。

結果、何もしないよりはまだ見れる感じになり、これで完成です。

 

内板パネルを修理する場合、どこまでやるのかは

塗装屋によって変わると思います。

 

____________『そこは内張りが被るからそこそこでええ!』

____________『テール(ランプ)が付くから大体でええねん!』

など。

場合によっては、

 

_______『そんな見えん所に時間かけて、だれが喜ぶねん?』

など、結構言われた覚えがあります。

見えないところは大体で良い、そんなところに手間をかけて、

期間と材料費を無駄にするな、ということですね。

きっとそういうことだと思います。

 

そうかもしれないんですけどね。実際そういうやり方の方が楽なんで。

 

でも、昔、友達の鈑金屋の店に見学に行ったとき、

そこの親方と話をさせてもらったんですが、その時に、

 

____________『見えるところを直すんは当たり前やんけ。見えん所もきっちり直すのが職人や!』

って言われたんですよ。

その時はまだ坊主だたんですけど、この言葉が今でも残ってて。

だから今でも、見えないところにも手を加える癖が付いています。

 

実際の所、儲けの少ないクルマに、いつまでも時間や材料をかけるわけにはいかないし、

そんな間があるんだったらさっさと次をやれ!とも思うんですけどね。

 

意見の分かれるところですが、状況に合わせて

作業の仕方を変えていかないとダメですね。

 

今日はここまで。

今週もおつかれさまでした。(`・ω・´)ゞ

 

 

 

 

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