DIY 小さい傷の補修(手磨き)

小さい傷の補修(コンパウンド手磨き)

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今回は、コンパウンドを使って手磨きで傷を補修する方法を説明します。

バンパーのカドや、ドアハンドル付近、その他の小傷が対象です。

 

では早速説明していきますね。

 

まずはキズの周りの汚れを取り除く

 

ボディのどの箇所でも共通なんですが、まずは、傷の周りの汚れを落とします。

用意するものはコチラ

極細コンパウンド
ウエス(何かタオルがあればそれでOK)

 

コンパウンドとは?

 自動車塗装で言うコンパウンドとは、研磨剤のことです。

 液状・ペースト状があり、ウエスなどに付けて擦ることによって

 小傷を目立たなくさせることが出来ます。

 ペースト状のものは傷の研磨に。

 液状のものは仕上げに適しています。

 

バンパーのスリキズなどは、一見派手に傷ついているように見えても、

それは当たった物の色がコチラに付いていたり、または

クリヤーの塗膜が削れて白くなっているだけかもしれません。

その確認のため、まずは傷の周りの汚れを落とす必要があります。

 

汚れのとり方

やり方はいたって簡単で、ウエスに極細コンパウンドを付けて擦ります。

コンパウンドの量は、パチンコ玉2個分くらいで十分です。

そのまま、汚れが落ちるまでしっかりと擦り続けてください。

これで傷がどの程度のものなのかが分かります。

 

傷の確認・コンパウンドで傷を消す

ここで初めて傷の確認です。

まず、以下のことを確認してください。

・傷を爪でなぞった時に、引っかからない

・傷を水で濡らした時に、消える

これが、コンパウンドで傷が細かくなるか、または消える目安となります。

この状態なら、そのまま極細のコンパウンドで磨き続ければ

傷は細かくなり、目立たなくなります。

 

コンパウンドでの研磨方法

1.マスキング

コンパウンドで擦る際、以下の個所をマスキングすることをおススメします。

  ○樹脂パーツ

  ○角(かど)

 

まず樹脂パーツですが、これは外車などのオーバーフェンダーでよく見られる、

こういったパーツです。

このパーツをコンパウンドで擦ってしまうと、目の中に深く入ってしまい、

白くなって除去することが出来なくなってしまいます。

なので、必ずマスキングするようにして下さい。

 

次に角(かど)ですが、これは特に注意です。

角が立っている所は、クルマの至る所にありますが、この角をゴシゴシ擦るのはNGです。

これは尖っているため擦りすぎるとクリヤー・ベースを削り取ってしまうからです。

これを『下が出る』と言います。

傷が取れず、もう少し、もう少しと削っていくとあっという間に下が出てしまうので

擦る所の近くに角がある場合は、テープ1枚でも良いのでマスキングを、

角を擦る場合は、加減して、注意しながら擦って下さい。

 

2.コンパウンドで研磨する

コンパウンドで研磨するとき、次のものを用意します。

 ○極細コンパウンド

 ○ウエス(目の細かいタオル)・スポンジでもOK

 

研磨方法ですが、まず、ウエスにコンパウンドをパチンコ玉2個分付けます。

そして、縦横斜めと、角度を変えながら色んな方向から広めに擦ります

一定方向のみ、傷の箇所を小さく擦るのはNGです。

 

その理由は、傷の箇所を小さく同じ向きばかり擦っていると、

塗膜が凹んでしまうからなんですね。

 

傷のある箇所を、色んな角度から広めに削ることによって、

塗膜を凹ませないように、傷を小さくすることが出来ます。

 

以上のことに注意しながら作業して下さい。

 

仕上げ

傷が消えるか、小さくなってきたら次は仕上げを行います。

用意するものはコチラ

 ○艶出し剤(ワックス)

 ○きれいなウエス(目の細かいタオル)

 

艶出し剤のかけ方

ウエスに適量の艶出し剤を付けて、

チカラを入れてゴシゴシ擦るのではなく、広く

全体に伸ばすようなイメージで拭いていきます。

この作業もコンパウンドの時と同様、縦横斜めと、いろんな角度から拭いていきます。

全体をまんべんなく拭き終わる頃には、もう艶が出ているはずです。

次に、ウエスを変えて、きれいなウエスでボディに付いた余分な艶出しを

広く撫でるように拭き取ります。

 

まとめ

今回は、手磨きでのキズの除去方法の紹介をしました。

この方法を使えば、気になるキズを除去、または小さくすることが可能です。

 

ただ一つ注意することがあります。

それは、『磨き傷』のことです。

 

例えば、ポリッシャーで磨いたときはバフによる『バフ目』が付きます。

リングマークのような、丸いグルグルしたキズですね。

この1回付いたキズは、どんなに磨きが上手い人でも消すことは出来ません。

ではどうするのか?というと、コンパウンドの目を徐々に小さいものへと変えて磨いていき、

そして最後に艶出しをかければ、見た目には全く分からなくなります。

でも、目に見えなくなっただけで、実際は少し残っているんですね。

 

では、手磨きはどうなのか?というと、必ず残ります。

そもそも手磨きをすると、当たっている面積が小さいためキズが深く入ります。

そして、その分クリヤーも削っています。

このキズを、手磨きで取り除くことは不可能なんですね。

 

例えば、黒の車でボンネットの真ん中にキズが入ったとします。

このキズを手磨きで削った場合、おそらく磨き傷は目立つほど付きます。

見た目は白っぽくなり、日に当たるとオーロラマークになります。

それでなくても黒は触っただけでキズが目立つ色なので、よけいにキズが目立つでしょう。

 

白やシルバーなら、それほどは目立つことはありませんが、

それでもやはりキズは残ってしまいます。

 

なので、手磨きをするときは、

 ○磨き傷はキズは必ず残る

 ○寒色(暗い色)は特に目立ちやすい

ということを納得の上、作業してくださいね。

 

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