ホンダ 自動車塗装日記

自動車塗装日記#58 中古パーツの色を塗り替える

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いちころです。

ご自身でカスタムされている方なら良くご存知だと思いますが、
クルマのパーツは、中古で購入することが出来ます。

手ごろなところだと、ヤフオクが有名ですね。

色んなパーツを安価で購入できるので、とても便利ですよね。

 

で、今回の作業は、お客様がヤフオクではなく、

ご自身で解体屋から購入したリサイクルパーツを塗装します。

では、今日の作業はコチラです。

 


 

はい。ストリームのリアスポイラーです。

中古パーツはこういう感じの梱包で、この状態で、箱に入っています。

そして傷をつけないように、ちゃんと気泡緩衝材(プチプチ)を巻いてくれています。

 

では、さっそく作業にかかっていきます。

まずは状態のチェックです。

中古パーツは、名前のとおり、中古のパーツです。

他のクルマに付いていたものを外しているわけですね。

なので、小傷が付いている場合も当然あります。

 

このパーツは、ほぼ無傷で良い状態だったんですが、

1か所だけ飛び石のような感じで欠けていました。

ここを修理していきます。

 

はい。ギアアクションで削り、広めに均しました。

こうすることによって、パテを付ける手間を省きます。

 

何か、1回塗装歴があるのか、1色噛んでますね。

 

こういう塗装歴がある場合は、上から塗料を乗せると、

乗せた塗料が縮む場合があります。

それは、前回の塗料が完全に硬化してないからなんですね。

 

そのチェックのために、1回軽くウエスにシンナーを付けて撫でます。さっと。

ここでキワが柔らかくなれば縮みますし、

そのままなら上から塗料を乗せることが出来ます。

 

今回は問題なかったので、そのままサフを乗せていきます。

 

はい、サフを乗せ終わりました。

いくらギアで削っても、全体から見れば削った個所は凹んでいるので

キワを盛るように、厚めのサフを乗せました。

熱源で乾かし中もチヂミはなし。

問題なく行けそうです。

 

全体を足付けし、ブレーキランプ等を取り外して

台に固定していきます。

 


 

 

ちょっと手こずりましたが、何とか固定することが出来ました。

これで下準備は完了です。

 

塗装する色なんですが、シルバーではなく

ホンダ B-536Pという、青パールに塗り替えます。

 

事前に塗り板で確認したところ、綺麗に色が乗ったので、

脱脂・エアブローをして塗装していきます。

 

はい、ベース3回乗せた後、ムラ取りを行いました。

ここまではおk。

次が問題です。クリヤーですね。

この乗せ方、というか、乗せる順番を変にすると、ザラつきはしませんが

肌が高くなってしまします。

 

今回は裏面を最初に塗り、次に左右の折れてる箇所、

最後に上の平面という順番で行きます。

というのも、裏面は磨きにくいのでキッチリ艶を出し、その後左右を決めて

上面は、多少肌が高くなっても磨きやすいので最後に。

今回もお約束の安上げなので、2回で決めます。

 

はい、クリヤーを乗せ終わりました。

裏面を写真に撮りましたが、思いっきり逆光でしたね。

 

予定通り乗せていきましたが、問題なく仕上げることが出来ました。

 

昔はこの塗りの順番が分かってなくて、よくキワをざらつかせていたんですよ。

キワというか、耳ですね。はしっこです。

面は一生懸命塗るんですが、耳は塗ってるつもりでも実際は乗っていない。

または、乗せる順番が悪いので、せっかくきれいに塗ってもあとからミストが乗ってしまい

艶がなくなってしまう。

で、磨きで何とか誤魔化すというような、段取りの悪い仕事をしてました。

今考えたら、どんくさいやり方をしてましたね。

 

はい、ではこのまま乾燥させて、その後磨いていきます。

 


 

は、乾燥が終わり、磨き・組み付けも完成しました。

 

明日梱包し直して、納品となります。

 

今日の作業はここまでです。

明日も頑張りましょう。

お疲れさまでした(`・ω・´)ゞ

 

 

 

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