ヘッドライトのクリヤー塗装

ヘッドライトを綺麗にする!クリヤー塗装方法

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クルマの外装の色は、年数によってどんどん劣化していきます。

屋根付きのガレージで保管している人は別ですが、

多くの人が野外で駐車している為、夏は熱せられ、冬は冷やされ、

太陽光で焼かれ、塗膜はどんどん傷ついていきます。

 

そして、実はボディよりも大きなダメージを受けるパーツがあります。

それがプラスチックや樹脂がむき出しでついているパーツです。

商業車のバンパーやドアミラー、水切り、ドアハンドル、グリルなんかもそうですね。

そのほかに実はもう一つ、劣化するパーツがあります。

それがヘッドライトなんです。

 

ヘッドライトが劣化すると、まず黄色っぽく汚れてきます。

その他には、小さなヒビが入ってきたり、保護膜が剥がれてきたりもします。

もうこうなってしまったら、すごく気になりますよね?

なにこれ?何とかならんの?って。

 

今回やる作業は、このヘッドライトの修復です。

気になるこのヘッドライトを、ちょっとした方法を知っていれば

自分で綺麗にすることが出来るんです。

 

では、早速やっていきましょう。

今回の修復で出来ること・出来ないこと

まずは注意事項として、今回の修復で出来ること・出来ないことを説明します。

出来ること

・黄ばみ・くすみの除去

・保護膜の剥がれの修復

 

出来ないこと

・ひび割れの修復

ヒビは、もうどうしようもないのでそのまま置いておくしかありません。

そのほかの黄ばみやくすみ、保護膜の剥がれなどは綺麗にすることが出来ます。

そのことをご理解いただいて、次の作業にかかります。

 

保護膜の除去

ぽろぽろ剥がれてくる保護膜ですが、これは当然ながら、

ヘッドライト1個全体に施工されています。

修復に関してですが、1部が劣化して剥がれたからといって、

その個所だけを綺麗に研げばいいというわけではありません。

剥がれた箇所以外の、すべての保護膜をはぐ必要があります。

これは、経年劣化で傷んだ塗膜の上から新しくクリヤーを乗せても、

また浮いてくる可能性があるからです。

どうせやるなら、綺麗にしておきましょう。

まず、#1000で全体を均一に当てていきます。

すると、写真のように保護膜の剥がれの端が見えてきます。

削り落とすのはこれなんですね。

あとは力作業です。ひたすら擦って、保護膜を削り取ってください。全部です。

 

途中、研ぎカスを払いながら削り具合を確認してください。

すべての保護膜を取り終えたら、次は#1300~1500で当てなおします。

最終的に#3000まで落として研ぎなおしていきます。

研ぎ終わったら、確認方法として、

研ぎカスを飛ばした後、シリコンオフでふき取ります。

 

ヘッドライトを濡らして、保護膜がなくなっていればOKです。

少しでも残っている場合は、不具合の原因になるので削り取って下さい。

 

同じ要領で反対側も削り、下準備完了です。

 

マスキング

次にマスキングを行います。

養生 タンカル マスカー 1800mm×18mは、実際に僕が使っているものです。

立幅が180㎝あり、使い勝手がいいのでおススメしますが、

余裕がある場合でいいと思います。

通常は新聞紙でも足りるので、今回は新聞紙を使ってマスキングをしていきます。

 

マスキングの基本は、『遠くから』です。

写真を見ていただければ分かると思いますが、先に左のドア側の紙を貼り、

そのあとにヘッドライト横の紙をかぶせるようにして貼っています。

こうすることによって、隙間からミストが入らないようにしてるんです。

そして、テープの節約にもなります。

 

そして、色が乗るすぐ隣のパネルには、写真のように紙を折り曲げ、

ひっくり返してテープを貼ります。

こうすることで、2枚紙を貼っているのと同じことになり、紙の節約になります。

こんな感じで全体を貼っていきます。

ヘッドライトと紙の間にボディが見えていますが、ここはテープを貼って隠します。

 

はい、隠し終わりました。

ヘッドライトを塗ると、結構ミストが飛ぶので、

せめてフロントドアまでは隠しておくことをお勧めします。

 

エアブロー・脱脂の後、クリヤーを乗せていきます。

 


今回はクリヤーを2回塗りです。

捨て塗りはなし。2回とも同じ量のクリヤーを乗せました。

 

ヘッドライトのクリヤーは、あまり乗せすぎないことをお勧めします。

というのは、本来そんなに膜厚は必要ないということと、

鏡面に磨くため、通常の膜厚の方が磨きやすいからです。

光量を測ったことがないので正確ではないですが、何度も乗せすぎると

多少はライトが暗くなるかもしれません。

そして、分厚すぎると乾きにくくなります。

 

ということで、2回塗りをお勧めします。

 

しっかり乾燥させた後、#3000で全体をしっかり当て、

鏡面になるまで磨きます。

あまり同じ場所ばかり磨くと、せっかく塗ったクリヤーが剥がれるので、

そこは注意してください。

綺麗にふき取り、完成です。お疲れさまでした。

 

最後にプラクリーン 400ccのようなコーティング剤を塗ると

より長持ちさせることが出来ます。

ぜひ試してみてください。

 

 

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