スズキ ホンダ 自動車塗装日記

自動車塗装日記#77 クリヤーが剥げた屋根の再塗装

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いちころです。

 

今日、Twitterで話をしてたんですが

ヤクルトって毎日飲まないと意味が無いらしいですね。

乳酸菌が腸内にずっと居られないから、毎日飲まないと効果がないって。

僕に知り合いのお姉さんがヤクルトレディをやっていて

そのとき毎日飲まなくていい、甘いし虫歯になるで!的なことを言われたので

そう思い込んでいました。

毎日飲むと、お腹の調子も良くなり、肌のトラブルも改善することもあるそうです。

明日から飲もうかな?

皆さんも一緒に始めませんか?腸内環境の改善。

明治ヨーグルトR-1 ドリンクタイプ 

 

では、今日の作業はコチラです。

エブリィバンの左フロントドアの塗装です。

このクルマは、ドアの真ん中に2ヶ所凹みがあり、それをパテ修正しました。

詳しくはコチラ

前日に塗装は終わらせているので、今回はここからの続きになります。

まずは色の確認です。

 

色は、見る場所や光の種類によって変化します。

太陽光の朝日、夕日。建物の中での日向、日陰、

蛍光灯の光、投光機の光、その他。

光の波長によって、反射される色が違うため、場合によっては

色が反対を向く可能性だってあります。

 

今回塗った色は、ドアとスライドが最初から色が違っていたのですが

それにしてもズレすぎていたら当然塗り直しです。

ただ、今の時点ではOKの範囲。

早速ブースの外に出して、確認してみます。

よっしゃ。いったでしょう。

ブロックでここまでいけたら上出来です。

ベテランの塗装屋の方なら、キッチリこなしてくるんだと思いますけど

僕のウデではこれが精一杯ですね。

日向に出してメタリックの粗さも見てみましたが、こちらはキレイにボケていて

違和感もベースのボカシ際も目立ちませんでした。

塗りはコレでOKです。

後は、肌調整をしながら磨いていきます。

 

ブツは少なかったんですが、やはり看板の跡が気になりますね。

ボコボコしてます。

コレを落とすと、肌がつるつるになってしまうので、

最初の予定通り、このまま置いておきます。

前後パーツとの肌調整をし、磨き完成。

エブリィバン完成です。

組付けのため、鈑金に回します。

 

今回、乾燥の遅い標準シンナーで希釈したため、肌がいい感じに伸びていて

楽に磨くことが出来ました。

こんのシンナー希釈ですが、昔は冬といえば速乾、超速乾を何も考えずに使っていました。

気温が低いから、乾燥の早いシンナーを使おう!

とにかく速く乾燥するやつを使わないと、塗っても垂れる!

と、ホントこんな感じでやってたんですよ。恐ろしいことに。

 

塗装する時に、塗装屋は温度はよく気にするんですが、

湿度を気にする人は結構少ないです。僕も実はその1人でした。

梅雨の時は、流石にクルマや壁が濡れるので分かりますけどね。

 

湿度とは、ご存知のように湿気のことですが、塗装にはこの湿気がとても関係します。

詳しくは省きますが、今回の作業でいうと

湿度が低いと、乾燥がとても早くなります。

冬なのに、乾燥が速いんですね。

そこへ、乾燥の早いシンナーを使い、ミストの細かいガンを使うと、

速いの3拍子で、乾燥がすごく早くなってしまい、ボカシ際もザラつく可能性が出てきます。

当然クリヤーも同じで、艶引けやゆず肌の原因となりかねません。

だから湿度が低い日は、1つ遅めのシンナーを使うのが基本になるのです。

 

もし、知らなかった人がいたら参考にしてみてくださいね。

 

次の作業はコチラ

全体写真を取り忘れたんですが、バモスです。

これは先日バンパーを塗装直前まで作業していたクルマなんですが、

なんと屋根を塗装するのも聞いていたらしいです。

 

上司いわく、『テープ貼ってるやろ』というんですが

いや、塗るのはバンパーだけでボンネットは磨きって言うてたやん。

あやうくバンパーだけ先に塗るところでした。

急に入った仕事のような感じですが、優先して早速やっていきます。

 

まずは傷の確認です。

皆さんも、こういう状態のクルマを見たことがあるのではないですか?

塗膜が白ボケして、気泡のような小さな穴が空いています。

これはどういう状態かというと、クリヤーが劣化して浮いてしまってるんですね。

だから、クルマによっては、ガムテープを貼り付けて剥がせばキレイに剥がれたりします。

 

1箇所ならまだマシだったんですが、どうやらあちこち剥離が起こっているようなので

早速剥いで行きます。

ダブルアクションの#320でひと研ぎすると、軽くクリヤーが剥がれていき

このようになりました。そうとうサクサクだったようです。

 

ここで、本来なら全体を剥離してしまうところですが、1つ問題があります。

それは、このクルマは中古車ということ。

つまり、安上げです。

本来ならば5万くらい欲しいところですが、おそらくは半分以下でしょう。

ということで、手間はそこまで書けることが出来ません。

剥離のひどいところだけを剥がしていき、後はサフで押さえる方向で行きます。

 

ここで#240に付け替え、最速で剥離の激しい所を擦ります。

その後#320に付け替えて目消し。

研ぎ残しがないかをチェックした後、エアブローをした後、

ブースに入れてマスキングをしていきます。

 

今回ルーフと言われてたんですが、ゲートのガラス上おパネルも劣化しています。

一緒に塗るためにゲート内を隠していきます。

 

他の塗装屋の皆さんはどうやって隠してるんでしょうか?

棒はこのようにゴムのところまでをテープで止めてしまいます。

昔は紙を貼ってたりしたんですが、ミストが入ることが多かったので

こんな感じの隠し方になりました。

コレが一番一般的だと思うんですけど、どうでしょうか?

もし何かご意見があれば、教えていただきたいです。

 

安上げのあ行の場合、マスキングは基本新聞紙になります。

マスカーも、古いものを使用し、できるだけコストを減らそうとして、

ミストがかからない必要最低限の隠し方になります。

 

このクルマは中古車なので、ミストがかからない最低限のマスキングでいいのですが、

実際に皆さんが鈑金に出した時、店のことも考えず、

『安くしてー』という言葉を連呼すると、このような手抜き作業をされますよ。

そうならないためにも、あまり値切らないことをオススメします。

 

マスキングが終わった後、エアブロー・脱脂をして

早速サフを塗って行きます。

はい。サフェーサーを塗り終わりました。

今回は、B92Pという黒ベースの青パールのためサフも黒にしました。

標準シンナーで割り、3回塗りです。

 

乾燥後、全体を確認しましたが、痩せなどの不具合はありませんでした。

このまま一晩置き、明日、サフの研磨から始めていこうと思います。

 

今日の作業はここまでです。

お疲れ様でした。(`・ω・´)ゞ

 

 

 

 

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