ダイハツ ニッサン 自動車塗装日記

自動車塗装日記#100 100回目ですな。

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いちころです。

 

ちょっと日が空いてしまったんですけどね。まとめて書いていきます。

先日、相方のJUKEの塗装を終えたんですが、

フェンダーとピラーの色がずれていまいた。

ドアを1枚塗る関係で、ピラーはちょっと一緒には塗りにくかったんですよね。

ドアを開けて塗ろうかとも思ったんですが、もしかして合ってるかも?

というわずかな期待を込めていたんですが、まぁ、結果はこんな感じです。

そんな甘くはなかった・・。

これも、相方の車だからこんな事が出来るんですけどね。

早速手直しをしていきます。

まずは箇所の確認です。

ピラーが白くて、フェンダーが黒っぽく見えますね。

実はこの色、日向に出すと反対を向いてしまうんですよ。

ボディが黒っぽく、ピラーが白っぽく見える感じですね。

フェンダーとボンネットは、まぁなんとか行ける感じだったので、

今日は、このピラーの手直しから行います。

 

手直しの方法は、ピラーのみブロックで行きます。

本来なら、色がずれている所にブロックで持っていっても

同じ色にはなりにくいんですが、この小範囲なら行けるだろうと判断。

強気で行きます。

 

はい。塗り終わりました。

写真で見ると、ピラーの下が黒っぽく、上が白黄色っぽく見えますが、

乾燥後に外に出してみると、いい感じにボケていたのでOKとします。

では、紙を剥いで色の確認です。

 

近すぎてちょっと分かりにくいですが、これはOKの範囲でしょう。

そこまで違和感はありません。

同じ希釈で同じ色を持っていっても、全く同じ色を出すことが出来ませんでしたが、

なんとか誤魔化すことが出来ました。

乾燥後、外に出して色の確認です。

 

ガーニッシュの色むらもなく、パールもボケていて違和感はなし。

ボンネットとフェンダーの色のズレもこの程度ならOKです。

このまま磨いて、組付けに回していきます。

 

鈑金屋さんなら気付くと思うんですが、フロントドアの下のスキがおかしいですよね。

お分かりの通り、ちょっと入ってるんですよ。

これね~。気づいたのが結構後の方だったのと、相方のクルマなんで

後で引っ張ったらエエかと、上司と相談して放置してたんですよね。

この後、折れない程度に引っ張って、何とか誤魔化しました。

ホント、お客さんのクルマだったらアウトなところでした。

 

では、次の作業はコチラ

 

はい。中古車のスパイクです。

このクルマ、パッと見はキレイだなと思っていたんですが、

よく見ると結構キズや凹みが多く、どこを直すのか分からない程でした。

特にバンパーとボンネットに結構な数の飛び石が跳ねてたんで、

コレかなと思っていると違っていました。

では、修理箇所はコチラ

 

はい、リアバンパーの補修です。

スリキズや細かいキズが全体についているので、1本塗ってくれとのことです。

では、早速補修していきます。

 

はい、傷を落としてサフの分の足付けを行いました。

今回のキズは凹みはなかったので、削るだけで下準備はOKです。

 

このバンパーの修復方法なんですが、コレも店によって、塗装屋によって

やり方は様々です。

・鈑金(ポリ)バテを盛る

・エポキシを付ける

・バンパーパテを付ける

など、凹んでいた場合の修復方法でパテなどをtける所は結構あります。

僕が今まで勤めた店でも、パテを盛る店がありました。

この直し方も1つのやり方なんで、悪くはないと思いますが、

僕的にはパテはあまり付けたくはないので、ギアアクションを使います。

 

歪んでいる箇所をヒートガンであぶり、大体出た所をギアで削ります。

ダブルアクションでも浅い傷なら行けるんですが、

深い傷になると、モロモロにささくれてしまうんですよね。

これがギアだと、ツルッとしたキレイな肌を出すことが出来るので

パテを付けなくても、サフの厚盛りで修復することが出来ます。

 

パテを使わないので、作業スピードが早く、また材料費の節約にもなるので

コチラも良い直し方です。

欠点としては、バンパーの素地を削るので、あまり削りすぎると

穴が空いてしまうので、これだけは注意が必要ですけどね。

強度は落ちますが、作業スピードは早くなります。

工場にギアがあるなら、ちょっと試してみて下さい。

 

で、続きです。

汚れをしっかり取り、エアブロー・脱脂をしてサフを塗って行きます。

 

バンパーの右側はちょっと型が残りましたが、削れば行ける範囲。

乾燥後、研磨してマスキングをしていきます。

 

今回も中古車ということで、安上げ仕様です。

マスキングはいつものように新聞紙で行いました。

エアブロー・脱脂をして、早速塗っていきます。

 

はい、クリヤーまで終わりました。

色番はB-92P。

一見黒に見えますが、青パールです。

安上げ仕様なので、色を隠蔽させた後、クリヤーは回で決めました。

最近はホント、暖かくなってきたので、シンナーは標準と速乾を半分づつです。

問題なく仕上がったので、乾燥後、軽く磨いていきます。

 

今日の作業はここまでです。

 

ぐだぐだ続けて100回目

自動車塗装日記も、数えること100回目となりました。

こんなマニアックなブログにお付き合いいただき、ホントありがとうございます。

100回の節目ということで、今回は何故、こんな記事を書くようになったかを

書いていこうと思います。

 

読む人を選ぶ内容の記事

まず、この自動車塗装日記は、一般受けしないことは分かっていました。

クルマが好きで、DIYで塗装している人が見ても、多分面白くはないと思います。

それどころか、同じ塗装屋の人が見ても、人によっては嫌うと思うんですよね。

実際、Twitterの方でも、同業で何人も切られてますしね。

 

技術的なことを結構書いていますし、失敗したことも多く書いています。

成功したら、もちろんそのまま書きますし、内心も晒していたりします。

 

こんな記事でも、1記事書くのに2~3時間かかってるんですが、

なぜ、そんな時間をかけてまで書いているかというと、

それは、仕事の記録をつけるため なんですよね。

なんじゃそら?と思われるかも知れませんが、コレにも理由があります。

 

よく、鈑金でも塗装でも整備でも、『一生勉強!』という人がいます。

僕もその通りだと思うし、毎日工夫し、失敗を繰り返しながら

コツコツ積み重ねていくことが、技術の向上につながると確信しています。

 

そうやって、毎日積み重ねていくことが大切ですが、

じゃ、今日何を積み重ねた?工夫した?と自問自答してみると

その日くらいは答えられます。

じゃ今月、どんな工夫をして、どう変えた?どう変わった?となった時、

正直、あまり覚えてないんですよね。

工夫をした事、苦労した事は覚えてるんですが、

日が経つと、その内容を覚えてないことが多いんですよ。僕の場合。

 

それじゃ、せっかく積んでも、崩れるところが多いのと同じで

何かもったいない気がしたんですよね。

そのために、勉強で言えば復習みたいな感じで、

ブログに書く様になったというわけです。

 

自分の技術向上のために書いているので、成功例ばっかり上げても

仕方がないんですよ。それはもうええねん、と。

周りに対して宣伝や自慢をしているわけではないですからね。

それよりも、失敗したことや、その時の内心を少しでも多く書いたほうが

後から読んでも、自分的に学ぶこともあるし、

思い返して次の時に注意することも出来ます。

 

そして、こういうブログってあまり見たことがなかったんでね。

あるのは、気を悪くする方がいたら申し訳ないですが、

要は自慢や、解説をしているところばかりです。

失敗したところなんて、みんな上げないでしょ?

上手な所をみんなに見せたいから。そう思って普通だと思います。

店の名前なんて出してたら余計ですよね。

 

僕にはそういうのがあまりないんで、どうせやるなら

失敗した所とかも見せよう、内心はこう思ってる、

というのを出来るだけ書いていこうと。

もちろん、無理に失敗したり、思ってもないことを書いたりは

しませんけどね。

 

こんな感じで、これからもぼちぼちですが書いていきます。

ひょっとしたら途中で路線変更があるかもですが、

気になった方はこれからも読んでやって下さい。

よろしくおねがいします。








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