雑記

見て覚えろ!というのは中級者以上に言う言葉

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いちころです。

ちょっと前にツイッターでも少し書いたんですが、タイトルにもある通り、見て覚えろ!というのは中級者以上に言う言葉といった書き込みを見たんで、

コレについてちょっと書いていこうと思います。

 

僕の個人的な考えなんでね、そこはご注意ください。

 

まず何をやっていいか分からない

そのツイッターのつぶやきで言っていたのは、要は仕事を覚える際、

見て覚えろ!というのは中級者以上の、最低でも仕事の流れが分かる人に言う言葉で、

初心者の、ましてや入社したての右も左もわからないような新人には

使う言葉ではない・・・と。

大体のニュアンスはこんな感じだったと思います。

そのつぶやきに対して、たくさんのいいね!やコメントが付いていました。

コメントの多くは、そのつぶやきに同意していて、みずからの体験や

会社での不満を書き込んでいました。

 

その中の一つで、

『まず何をやったらいいか分からない』

という言葉に目が止まりました。

仕事をするのに、先輩から説明を聞き

『何か質問ある?』という質問に対して

『何が分からないかが分からない』『まず何をやったらいいか分からない』と。

 

・・・・・もうね、今の若い子ってこんなんばっかり?と、ちょっと驚きましたね。

え?分からないって何が?みたいな感じです。

続いてキチンと分かるまで説明しろ、そんなことで分かるわけがない、

そして見て覚えるなんか無理!と続いていました。

 

・・・・・ま~、言わんとしていることは分からなくもないんですけどね。

何かこう、この子達は仕事はまず、頭で分かってから作業するものと思ってるんでしょうね。

想像するに、多分ですが分からないままやると失敗するから。失敗するのが恥ずかしくて嫌だから。

だから作業前に、恥をかく前に半分怒りながら『分からない』を連呼してるんじゃないですかね。

そんな感じがしました。

 

僕はこの『見て覚える』というのを地でやってきたんですけどね。

その僕から言わせてもらうと、

この『見て』というのは字が違っていて、実は観察の『観て』の方なんですよね。

要は何をやっているか、どうやっているかをよく観察し、真似しろ、ということです。

どんな仕事であっても、どこの現場でも、最初の仕事の流れくらいは説明してくれるでしょうが、

そこから先は自己責任。覚えたかったらよく観とけ、となるのが普通です。

1回で分からなかったら2回、それでも分からなかったら分かるまで観るわけですよ。

それで自分で実際にやってみる。

もちろん失敗して注意されたりするでしょうが、

その注意や怒られるのを繰り返してやっと『分かる』訳です。

観て覚えてきた人たちにとっては、ごくごく普通のことなんですが、

おそらく今の若い子達には、こういったやり方は受け入れられないんでしょね。

そんなんは効率が悪い。怒られるだけ損。

分かりやすく、正しいことだけを教えてくれたらいい。

無駄なことはしたくない、と、そんな感じじゃないですかね。

というより、実際にそんな書き込みもありました。

正解のみを知って、それだけ出来たら問題ないでしょ?

って言ってるように聞こえますよね。

 

仕事を覚えるということは

もしかしたら、他の現場では懇切丁寧に手取り足取りで教える人も

いるかも知れませんね。僕は見たことないですけど。

分からなかったら分かるまで教えるのがモットー!みたいなね。

後進の指導方法としては、それがもしかしたら1番早く覚えれるのかもしれません。

そして、そのまま問題なく作業していけるように育つのなら、

現場としてはそれでいいのかもしれません。

ですが、僕は正直それってどうなの?と思うんですよ。

丁寧に教えるというのは、聞こえはいいですが、言い換えれば正解を見せながら

作業しているのと変わりません。

学校の勉強で言えば、答えを見ながら解いているのとあまり変わらないと思うんですよね。

だって正解が見えているから。

僕はここが重要だと思うんですよ。

問題が解けたら何でもエエんか?答えを見ながらでも出来たら、出来るようになったらええんか?と。

それは違うと思うんですよね。

自力でやったことの方が、確実に身につくし、苦労して身につけた技術は忘れません。

同じ作業をしていたとしても、教えてもらったのと、自分で見て覚えたものでは、

やはり内容が違います。

その内容とは、失敗した数です。

 

最初、どうしたらいいか分からず、見よう見まねでやってみる。

あ、全然あかんわ、出来てないわ・・。で、見る場所が変わる。見方が変わる。

自分の失敗した箇所をよく見るようになり、そこから違いを見つけ、

出来るまでやってみる。

何度も失敗を繰り返し、よっしゃ、なんとか形にはなった。

で、先輩とどう違うのか。オレとは何が違うのか?をもっと見るようになる。

これを繰り返し、たくさん失敗してコレが正解か?というものを積んでいって

腕と知識を上げていくわけです。

 

大事なのは、お金を稼ぐ、仕事をする現場で自分は全く仕事が出来ない、

周りに迷惑をかけているという状況で、お金を貰いながら仕事を覚えている。

だから早く覚えなければならないという危機感です。

悔しいという感情も近いと思います。

先輩にボロクソに言われ、

『こんのボケ!ゼッタイ見返したるわ!ゼッタイ抜いたらぁ!』

と、思ったというか、そういう経験をした人も多いと思います。

昔はそんな時代でしたしね。

『早く覚えて、こんな現場さっさと辞めたる!やっとれるか!ボケ!』

と、僕もよく思っていました。

こういう反骨精神のようなものが、仕事を早く覚えるためのモチベーションになっていました。

 

で、手取り足取り教えるということは、この失敗の経験をさせないということに

繋がるわけですよ。というより失敗しない方法を教えているので、

もしかしたら痛い思いをせずに作業だけは出来るようになるかもしれません。

 

そんな甘やかしてええんか?と思うところなんですが、

そこが今の時代、難しいところなのかもしれません。

こんなふうに怒られながら、苦労しながら仕事を覚える時代じゃない。

そんなのはもう古いと。

 

『怒ったらすぐやめる。だから手取り足取り教えないとアカンねん』

というのを、別の現場の先輩から聞いたことがあります。

簡単にやめる、怒られるくらいならやめる。

だから辞めないように、優しく教えないと駄目だと。

ですが、教える方も職人であって、教えるプロじゃないので、

人によっては腕が良くても、教えるのが苦手な人もいます。

その苦労は、やはり新人を育てている人でないと分からないことですよね。

 

まとめ

『仕事を覚える』という話になると、僕もそうですが、

大概は自分の坊主時代のことを思い出し、話し出します。

これだけ怒られた~、こんな苦労をした~などですね。

今の若い人にとって、こういうのが受け入れられないのかなと思います。

 

それとは別に、僕の意見としてはやっぱり苦労しながら覚えるのは

大事だと思うんですよね。

自分が作業が出来なかったら悔しい。その出来ないことを

出来る限り自力で解決して、自分で考えて覚える。

勉強でもスポーツでも何でもそうだと思います。

技術や知識を上げようと思えば、努力しないと事は成せません。

それが基本だと思います。

だから若い人には、努力して、見て、自力で仕事を覚えてほしいと思うんですよ。

その努力したことは、必ず自分を助けてくれますからね。

 

 

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