呑み雑記 自動車塗装日記

自動車塗装 いちころ呑み雑記 13杯目 ムラ取りについて思うこと

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いちころです。

シルバーやその他、メタリック、またはパールなんかもそうですが・・・

とにかくソリッド以外の色を塗るとき、注意することの一つに

『色ムラ』

というものがあります。

これはもう、説明するほどでもないと思いますけど一応言っておくと、塗装面に乗った色に濃淡が出来て、

見た目が斑のようになる、塗装の不具合の一つです。

 

このムラ、注意して作業していても、出る時は出てしまうんですよね。

 

今回の作業は、そんなムラが出やすいパネルの塗装です。

では最初の作業はコチラ

あ。ちょっとピンボケしてますけど、タントのリアバンパーの塗装です。

先日ボディを塗ったんですけどね。

コチラ。

その時に、『リアバンパーは色付きなんで!』って聞いてたんですけど

文字通り、箱を開けてみたらコレですよ。

黒いやん・・・

もう仕方ないんでね。

では早速やっていきます

 

こういった素地のパーツを塗るときは、僕は必ず#600で足をつけてから

『プラスチックプライマー』

を塗布します。

どういうものかというと、要は薄めの接着剤のような感覚に似てるかもですね。

パーツと塗料をくっつけやすくする役割があります。

PP素材のものを塗装する時は必須です。

 

#600のペーパー目に噛ませるようにダブルコートで吹き、

乾燥後、ベースから乗せていきます。

 

はい、クリヤーまで乗せ終わりました。

白は問題ないんですけど、問題はパールですよね。

 

僕は自分でも自覚していますが、パールやメタリックのムラを

完全に抜くことは今のところ出来ません。どうしても何箇所か残ってしまいます。

こう言うと、

『塗り方が悪いねん!』

『僕なら完璧に塗ることが出来ますよ~』

『こうやってやるんです~』

的なアドバイス(?)を受けることがあります。

でも、正直言って、そういう人たちの塗りムラも見えてしまうんですよ。

今の現場で言えば、先輩のも専務のも。

もちろん、パッと見ただけでは分からないくらいなんですけどね。

 

パールの塗り方の基本は、ウエット気味に3回乗せることですが

塗装屋によっては、+1回、パールを薄めたものを、メタリックのムラ取りのように

乗せる人もいます。

 

僕のやり方もコレなんですが、やっぱり角度によっては少し見える事があるんですよ。

例えば、リフトで上げたり積車に載せた時とか。

『おい、何かキワが黒ないか?』

『このムラ、ちょっとヤバイぞ?』

って言われて下ろしてみたらドコか分からんみたいなね。

 

今回のはまぁまぁ上手くいった方で、色がW24ということもあるんですが

ムラが目立つことはありませんでした。1発OKです。

 

塗り方はさっきも書きましたけど、ウエット気味に3回、+薄めて1回。

これはムラ取りの感じでドロップ気味に吹きました。

 

同じようにやってるつもりでも

やっぱり色によっても目立つ、目立たんというのがあるんでしょうね。

難しいトコロです。

これからの課題にしておきます。

続いての作業はコチラ

 

はい、カローラ・フィールダーのボンネットですね。

色は1F7(シルバー)です。

人によっては、こんな面の塗装が好きだったり、反対に嫌いだったりと分かれるところですが、

僕は後者です。

もう、デカイ面は嫌いなんすよ。ムラになりやすいしね。

愚痴ってても仕方ないんでね、早速やっていきます。

 

はい、ベース3回+ムラ取り1発が終わったところですね。

『色が乾いてたらムラが取れてるか分からんから、濡れてる時に見ろ!』

ってよく言われますけど、投光器を当てたら分かるんすよね。乾き気味でも。

 

僕のムラの確認方法は、こんな感じでブースの電気を消して投光機を当てて見るんですけどね。

当然、この時点で少しでもムラがあったらアウトです。

クリヤーを塗っても当然ですがムラはそのまま残ってる状態です。

 

なので、この時点でムラがある場合は、この電気を消して投光機を当てた状態で

もう1~2発ムラ取りをします。

ここでムラが取れたら、そこそこ行ける状態には仕上がります。

それがコチラ

 

写真なんで、写りが良くなってるというのもあるんですが

コレに関しては外に出しても問題ありませんでした。

 

ムラが出る原因はいくつかありますが、

その中でも1番の理由はやはりベースの乗せ方だと思うんですよ。

ベースの2回目なんかで、一気に留めようとしてベタ塗りする塗装屋を

何人か見たことがあるんですが、当然そのやりかただと、塗った時点でムラが大量発生

することになりますよね。

で、それを3回目以降でせっせと直すみたいなね。

 

これだとロスがあるというか、無駄ですよね。

なので、最初からムラを作らないように丁寧に乗せるのがベストで、

セミウエットで2回吹きが今の所、僕が1番いいと思うやり方です。

1回目はバラ吹き(捨て塗り)

2~3回目でセミウエットで色決め。

4回目以降でムラ取り。

これプラス、温度と湿度でシンナーを調節したらもう上等。

今回のボンネットは、このやり方で上手くいきました。

 

今回のやり方は僕のやりやすいやり方ですが、

もちろん塗装屋によっては塗り方はそれぞれ違います。ちがって当然です。

ウチの先輩や専務も塗り方が違いますしね。

 

色んな人の作業を見て、考え方を聞いて、もっと腕を上げていきたいんすよ。

せっかくブログをしてるんで、そんな技術を共有できる場を作りたいんですけどね。

今のところいいアイデアはないんですが、何か考えます。

 

短いですが今日はココまで。

明日(14日)は祭日ですが、僕は少し出勤です。

あすも頑張りましょう。お疲れ様でした(`・ω・´)ゞ

 

呑み雑記なんですけど、シラフで書いてましたψ(`∇´)ψ

 

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