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自動車塗装 いちころ呑み雑記 21杯目 もう少し

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いちころです。

この仕事をしていると、不思議に思うことがあるんですよね。

というのは、どの工場でもあると思うんですが

『同じ修理が連続する』

ってことなんですよ。

スライドドア交換が連続したり、リアフェンダー交換が連続したり、

ゲート鈑金が連続したり。

塗装にしてもそうで、3コートパールが続いて、次シルバーが続いて・・・

何なんコレ?また?って思ったことないですか?

 

今回の作業は、色番は違いますが、同系色の塗装です。

では、今回の作業はコチラ

はい、VWゴルフですね。

作業内容は、

・フロントバンパー交換

・右フロントフェンダー交換

・右フロントドア交換

で、リアドアはボカシ。コレで行きます。

 

まずこのバンパーなんですけどね。

VWのバンパーって、スゴイ丁寧に梱包されていて、

サフもキレイに塗られてるんですよ。ちょっとバリはありますけど。

でも、このサフなのかプライマーなのか、コレがウチ的にちょっと問題なんですよ。

前も書いたと思うんですけど、この最初から塗ってあるサフの上に

直接塗料を乗せると、乾燥後しばらくしたらプツプツと湧いたように浮いてくるんですよね。

最初塗ったときは、脱脂がちゃんと出来てなかったとか、乾燥時間を置かずに

クリヤーを重ねたとかみんなで色々考えて、2台目、別の車を塗ったらまた同じ様になって。

 

何なんコレ?となり、他の工場の塗装屋の人に聞いてみたら

『別にそんなんならんよ』

と言われて。・・・・・あれ?オレが悪いんか?

 

とにかくこのままでは塗れないので、次からはサフを塗ってみることに。

そうするとワキはなくなって、普通に仕上がるようになったんですよ。

もう、手間やけどこうするしかないわ!ってことで、

毎回こんな感じでサフを乗せているんですよね。

皆さんの現場ではどんな感じですか?そのままイケます?

 

はい、ブースに入れました。

何かドアが汚いですね。脱脂し忘れてますね。

今回の色番はLA7W。定番のシルバーです。

ただ、このVWのクルマはみんなそうなのか、違うのかは分かりませんが、

ボンネットとフェンダーの色がエライ違うんですよ。

角度によるものかとも思ったんですが、比色してもやっぱり違ってて、

ちょっと黒いんですよ。ボンネットが。

その色を横に持ってきたらもう全然違ってて、仕方ないので左右合わせる感じで

調色をして、もうコレで行こかとなったんですよね。

では早速塗っていきます。

 

・・・・いい感じですね。

このシルバーもkiwamiRTで塗ったんですが、均一の肌を作りやすいですね。

普通に塗ってこの肌が出て、しかも色の乗りが良く、ムラにもなりにくいので

その後のクリヤーもラクに塗れます。

 

以前、今回のようにリアドアをボカシた場合、

ベースを乗せたところとボカシ際から後ろ、ベースを乗せてないところの肌が

違うことに悩んでいたんですよ。

ベースのところはちょっと肌が高くて、乗ってないところは低い。

要は塗った所が分かるんですよ。目視で。

ただ、それは磨けば十分イケる範囲のものなんですけどね。

コレが何とかならんかな~・・・で、何ともなってなかったんですが、

このkiwamiRTで解決しました。

例えて言うなら、キズもなんにも入っていないパネルにクリヤーだけを乗せたら

均一にキレイに仕上がるじゃないですか。あんな感じです。

あんな感じでキレイにクリヤーが乗ってくれるので、塗っててスゴイ気分がいいんですよ。

コレ結構大事ですよね。

余計なことに気を使わなくて済み(確認はしますが)、肌の仕上げに集中できるので

仕上がりが以前に比べて大分良くなりました。

このクルマはもう磨いて組み付けてあるんですが、磨く時間は多分

15分もかかってなかったと思います。

バーっと磨きだしてすぐギアで仕上げてましたから。(ウチはギアで仕上げます)

ガンを変えるだけでここまで仕上がりが変わるとは・・・・。

kiwamiRT、ホンマいいガンです。

 

では次の作業はコチラ

何かお見苦しいのが横に写ってますが・・・・。

プロボックスとポルテですね。

どちらも色番が1E7。

ポルテは外板はバンパー交換のみなので、同時に作業していきます。

ポルテはリアバンパー交換、

プロボックスはボンネット、左フロントフェンダー交換です。

コーキングは先輩がやってくれたんですが、

空気を噛んでいて、パンパン爆ぜて何度もやり直したんですよ。

コーキングあるあるですよね。

はい、ブースに入れました。

フェンダー、ボンネットの裏側は内板色に塗装済み。

では早速塗っていきます。

 

ん~・・・・まぁまぁ。悪くはないけど良くもない。

ちっと肌が高いな。

シンナー希釈は10度のものを25%。まだアカンか。もっと割るか?

で、この後しばらく置いておいたら少し肌が伸びて、少しマシになりました。

 

・・・・まだアカンな~。

肌が悪い。磨いて作るようじゃまだまだヒヨコ。

もっと工夫します。

せっかくベースが良くても、クリヤーが安定しないようでは

せっかくのkiwamiRTの意味がないですからね。

 

まとめ

kiwamiRTを使うことで、ベースは安定するようになりました。

プロボックスのボンネットやキャラバンなどのスライド、ゲートなんかも

特に問題なく、安定して決めて行けます。

ただ、今後の改善点はクリヤーの乗せ方ですね。

実際の所、ブツが多いわけでもなく、ゆず肌なわけでもありません。

ただ、旧塗膜とは合ってない。

この乗せ方ですよね。希釈をもう少し多く、ガンの距離をもう少し近く、

吐出量をもう少し多く。もう少しなんですけどね。

見た目『おお!( ゚д゚ )!』と言われるくらいの肌。

1発目のゴルフのような肌。

こいつが安定して出せたら、もう一つ上に上がれるんですけどね。

もう少し。

まだまだ努力が足らんっすね。精進します。

 

今日はここまで。お疲れ様でした∠(`・ω・´)

 

 

 

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