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自動車塗装研究 #1 クリヤーの乗せ方

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いちころです。

クリヤーを乗せるときなんですけどね。

例えばドアを新品に交換した場合、そのドアはもちろん1枚ベースを乗せますよね。

その前後の隣接パネルは通常、ボカシ塗装をする訳ですが

ここで、いつも気になってた事があるんですよね。

それはクリヤーを乗せた後のことなんですが、

ベースを乗せたところと乗せなかった所の肌が違う

ということなんですよね。

前もどっかで書いたと思うんですけど。

艶が引いてしまった場合、もう乗せてるとこと乗せてない所の境目が

分かるくらいの勢いで、バレバレになってたりね。

そしてベースを乗せた肌に合わせてクリヤーを乗せるので

ベースを乗せていない所の肌がズルズルになり、

なんだったら垂れてしまったりすることもあるんですよね。ハズカシながら。

中には、ベースをボカす時にレベリングを吹くから、それで垂れやすいんや!というのも

聞いたことがあるんですが、どうもそれがピンとこなくてね。

ホンマにそうか?って。

で、ココ最近、このやり方でイケるんちゃうかな?という方法を発見したんでね。

その情報を共有しておこうかなと思います。

 

吸い込む所、吸い込まない所

例えば、キズ補修で入庫したクルマや、筆差しなんかをしている箇所の塗装の場合、

コンパウンド等で拭き取ったらキレイに消えることってありますよね。

で、そこをベースを乗せずクリヤーのみ塗装したとします。

こういった作業、年に何台かはあると思いますが

この時って、クリヤーがすごくキレイに乗りませんか?

なんかもう、ピッカピカになってちょっと自分が上手くなったと錯覚するほどに。

(元々上手い人は流してください、すいません)

ヒントはココなんですよね。

 

ベースを乗せない所は、クリヤーを吸い込まない。

 

・・・・・・当然って?

いやいや、知ってるのと作業するのとではまた全然別の話です。

もし、毎回ボカシも1枚塗りのパネルも関係なく、均一の肌が作れるなら問題ないですが

もしそうでないなら、このことをあんまり重要視してないと言えます。

 

じゃ、どうするのか?

やることは実はいたって単純なことです。

 

吸い込む箇所の肌に合わせる

コレです。

要は、均一に塗ってしまうということは、言い換えれば

吸い込まない所に肌を合わせているとも言えます。

何故かって?

それは仕上がりを見れば一目瞭然で、

ベースを乗せた所は艶が引き、乗せてない所は艶があるから。

だから、クリヤーの肌を吸い込む方に合わせれば、

全体を均一な艶のある肌にすることが出来るわけです。

 

・・・・・・・いや、なんでやねん?って思いました?

それを今から説明しますね。

 

まず、ボカシ・ムラ取りまで終わらせたパネルがあるとします。

例えばコレですね。

このパネルは、ボカシのみの塗装で大体真ん中辺りで終わらせているものです。

で、クリヤー1回目。

全体にバラ吹きします。とりあえずはこのやり方で説明しますね。

で、静電気を飛ばした後、2回目を乗せるんですが

ココがミソで、ベースを乗せた所はセミウエットで、

乗せてない所はちょい早めにガンを動かし、少しだけクリヤーを乗せる量を少なくします

するとどうなるか。

そのまま15分ほど置き、指触乾燥まで待つと、当然半ツヤですが

全体が同じ肌になっています。

要は、ベースを乗せてクリヤーが吸い込んだ肌に、

ベースを乗せていない箇所の肌を手動で合わせているわけです。

そしてこの肌はクリヤーで作ったものなので、コレ以上の吸い込みはありません。

なので3回目をきっちりベタ塗りしてやれば

全体を均一な肌に仕上げることが出来ます。(ピンぼけですいません)

 

 

まとめ

今回は、ぼかし塗装の時のあるあるな問題を上げてみました。

もしこういった肌の違いが気になって、作業中悩んでいる人がいたら、

こんな小技がある、くらいの感覚で参考にしてもらえればな、と思います。

ただ一つ注意することがあって、これは普段の塗装にも言えることですけど

シンナーを少しだけ遅めにすることをオススメします。

もし何かあって、肌がザラザラにまではならなくても、なんかちょっと高いな?

ってなるとも限らないんでね。

腕を上げるための方法の一つとして使ってもらえたらなと思います。

 

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