呑み雑記 自動車塗装日記

自動車塗装いちころ呑み雑記 43杯目 休み明けの仕事

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いちころです。

長い長いGWが終わりましたね。

みなさんどうだったんすかね?充実した休みやったんならエエんすけど。

 

僕はと言うとですね、Twitterでもつぶやいてた通り、

自分のクルマの全塗装をしてたんですよ。軽トラの。

それはまぁまぁうまく行って、周りの反応もいい感じでした。

その記事は、またおいおい書いていくんで。

興味のある方は見てやって下さい。

 

では連休明け1発目、今日の作業はコチラ

はい、ランサーの左リアドア交換、リアフェンダー鈑金その他です。

連休前にサフまで終わらせていたので、そこからの続きになります。

 

はい、ココからですね。

今回からなんですが、サフを空研ぎから水研ぎに変えます。

ちょっと思う所があるんでね。

では早速研いでいきます。

当て板を使い、#600で削っていきます。

水研ぎの良い所は、歪が分かりやすいこと。

研ぎが1段落した後、歪みを確認するためには、こうして濡らしておいて、

流れているような余計な水分を掃けば、透かしで歪が分かります。

 

どこの工場でもそうだと思いますが、空研ぎの人って

手で撫でるだけで、歪を判断する人が多いように思います。

それだけで完全に抜けるんなら問題ないですが、透かしで見る

この確認より上を行くとは、到底思えないんですよ。

 

ガイドコートを使って研いだとしても、その研ぎで歪みができる

かもしれないし、その辺りの微妙な歪みの抜きはデリケートなものだと

思うんですよね。

『真っ直ぐのもんで研いだら真っ直ぐになるねん!』

とは昔よく言われていましたが、チェックを厳しくすると、

その程度では、到底OKを出せない仕上がりになるのが見えています。

というか、もう言うまでもないですよね。

 

そしてもう一つ良い所は、エッジを作りやすいこと。

濡らしながら少しづつ研いで行くことで、研ぎすぎることなく

キレイにエッジを作れて、また、そのまま周りの深いペーパー目(#320の)

も消すことが出来るので、効率よく作業を進めることが出来ます。

 

もうね、何で今まで水研ぎをしなかったんやろ?とも思うんですが、

やはり水研ぎは濡れるので、ちょっとめんどくさいというのがあったんですよね。

冬場は水が冷たいしね。湯は出ないし。

 

やはり正確に作業するなら水研ぎやなと思いますね。

 

では続きです。

水研ぎは正確に作業できる・・・と、今言ったばっかりなんですけど

やっぱりそれも作業によると思うんですよね。

サフもそうなんですけど、現場によっては今でもパテを水研ぎするところがあるようですが、

そういった形を整える、歪みを抜くのには適していると思いますけど、

足付けには多分向いてないですよね。

試しにやってみたんですが、も一つキレイに研げず、結局#1200の空研ぎで

当て直しました。

要所によって使い分けって重要ですよね。再確認しました。

 

続いて調色です。

このクルマの色番はA39。見た目は青っぽいガンメタです。

色の構成を見ても、黒をベースにシルバー、青・赤で色を付けて

659とスカコンで調整してる感じですね。

で、チップを見たんですけど、どれも真っ赤。なんじゃこら?

え?コレ色合ってるよな?のレベルでズレています。

このクルマは、フロントドア、リアフェンダーの修復歴はなし。

車両で見てもそもそもランサー自体なかった・・・・。

しゃーない。ココから合わすかと、とりあえず1番近いスタンダードで作ることに。

で、比色したらこっちが真っ青なんですよね。

あ~、こういう色か・・。

 

でも、入れる色はもう1色しかないんでね。

665,クリムズンレッド。

この色は紫味の強い赤で、透かしにちょっと青みがかかるようです。

コレを入れていきます。

はい。で、3発目。

斜めになって、光っているので分かりにくいですが、

ぼかすのならOKな範囲で寄りました。8割位。

ボカシ際を考えて、ちょっと色を薄めに調色。

コレで行きます。

 

はい、ちょっと飛ばしまして、ブースに入りました。

脱脂・マスキングまで終わらせています。

 

で、ベースはシンナー80%希釈。

20が40%、30が60%。

隣はレベリングなんですが、アルミコントロールを10%混ぜています。

ベースはkiwamiRT、レベリングはkiwami(ベース用)

クリヤーはデビのジュピター。

ベースの調整は吐出量は2回転半、エアーは1.2~1.3

クリヤーもほぼ同等の調整です。

 

先ずこの色を塗る前に注意することがあるんですが、それは

ムラが抜きにくいんですよね。

丁寧にやっても、何かちょっと居る感じになるんですよ。

そのことを頭において、早速やっていきます。

 

1回目。

ベースのトマリはいい感じ。

指触乾燥させて2回目へ。

 

ベース2回目。

サフはもう完全にトマってますね。

ただやはりムラが結構あります。

 

ベース3回目。

ここらでいい感じにムラを散らしたい所なんですが、そうは簡単には行きません。

予想通りなんですけどね。うまくいくかどうか次でムラ取りです。

 

ムラ取り後。

・・・実はさっきの塗りでのムラ取りは失敗したんですよ。

なんかね、ドアのムラが抜けなくて。

ブースの中で見ても分かるレベルだったので、ペーパーを当てて塗り直しました。

 

で、コレが塗り直し後のムラ取りです。

 

今までのムラの抜き方は、指触乾燥してから

ガンの調整を、吐出量はそのままに、エアー圧を少し絞って

いわゆる、ドロップで塗っていました。

粒状に乗せて、そのままなじませるのが目的です。

 

・・・でもね、コレってガンメタとかムラの出やすい色じゃ

抜けないんじゃないか、って思ったんですよ。

それは休み前に塗ったハイゼットでも同じで。

1回は失敗してしまったんですが、2回めでやり方を変えました。

ベースの乗せ方、希釈は同じなんですが

ボカシのやり方をちょっとだけなんですけどね。

 

それは、ベースの希釈100%で、エアー圧もそのまま。

ただ、ガンを動かすスピードを早めて塗り重ねる方法です。

これは、以前やっていたボカシ方なんですけどね。

30のシンナーで70%以上希釈しているので、この塗り方でも

ザラつきなし。

写真の通り、無事ムラを抜くことが出来ました。

 

そしてクリヤー3回塗り。

キワ、カド、穴の周りを特に注意して乗せていきました。

特に問題なし。

コレで完成です。

あ、ただコレサッシュテープじゃなくて塗りなんですよね。

なので明日朝イチ、黒に塗ります。

 

まとめ

こういったムラの出やすい、抜きにくい色をぬる時

いつも思うことがあるんですけどね。

色は重い順に下に沈み、軽いものは上がってきます。

それは塗ったパネルでも同様で、今回の場合、1番下はなにか知りませんが

とにかく黒は下で、シルバーは上なわけですよ。

ムラになるのはこのシルバーの部分で、

これをムラなく乗せようと思ったら、やっぱり均一にのせること以外

ないんちゃうかなと。

だから、普通の色のように塗らず、このムラが出やすい色用の塗り方に

変えるわけですよ。

その方法は人によって違うと思いますけど、

僕の場合で言えば、希釈多めでガンを速く動かすとか。

そんな感じで。

何か工夫をして行かんとね。

いつまでもムラが出やすい色やから~・・・って言い訳せずに済むように。

もっと精進します。

 

は~、今日も3時前か。

そろそろ寝ますわ。明日も早いしね。

今日はココまで。お疲れ様でした~(`・ω・´)ゞ

 

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