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呑み雑記 自動車塗装日記

自動車塗装 いちころ呑み雑記 47杯目 自分が手本

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いちころです。

腕を上げるための方法って色々あると思うんですが、

大体の場合、上手い人の真似をするじゃないですか。

先輩の仕事を真似したり、講習に行ったりね。

それが1番手っ取り早いと言うか、効率的と言うかね。

直接教えてもらえるなら、それが1番だと思います。

 

・・・・と思ってたんですが、実は最近、

ちょっとしたことで腕が上がったというか、仕上がりが良くなったんすよね。

そのことをちょっと書いていこうと思います。

 

道具が決め手

昔の職人は、道具に頼ることを極端に嫌う傾向にあるというか、

そういう人が多いように思います。

『やりようによって、どんな道具でも作業できる!』

そう言って、自分の腕で、技術でなんとかしようと

古い道具をいつまでも使う。

壊れたら直して使う。

 

・・・・なんか聞き様によってはカッコいいじゃないですか。

自分の技術で!キレイに仕上げてみせる!道具なんて関係ない!

みたいなね。

僕も実は昔はそう思ってたんですよ。

でもね、断言しますけど、自動車塗装の作業は、道具に左右されます。

仕上がり自体は最終的にはあまり変わらないかもしれませんが、

僕たちにとって重要な、途中経過が全く違ってくるんですよね。

 

そして、今の新しい道具に全く見向きもしないというのは

ある意味、各メーカーの技術力をナメてるとも言えるし、

技術の向上を目指す気がないとも取れます。ええ、言い切ります。

 

それくらい、各メーカーの作る道具や材料の技術力はスゴイし、

年々、どんどんと仕事がやりやすくなってきています。

一昔前とは段違いなほどにね。

 

スプレーガンもそのひとつで、今回ウチの工場で買ってもらった

デビルビスの新型ガン、DV1はホント塗りやすく、

前回感想を書きましたけど、悪いところが無いくらい良いものです。

そして、このガンを使うことで、このガン以外を使った塗装も

良くなってきたんですよ。

それがちょっとビックリしたんすよね。

 

自分を追いかける感覚

何か言うてるって?

いやいや、コレはこんな感覚になるんすよ。

ホンマに。

さっき、道具で仕事の内容が左右されると書きましたけど、

先月からメインのスプレーガンをデビのDV1に変更しました。

 

このスプレーガンはベース用なんですが、このガンを使うことで

クリヤーもキレイに乗り、仕上がりも良くなったんすよね。

でもこれって、メタ・2コートパール用なんで、それ以外の塗装では

違うガンを使うわけです。

 

で、ここで予想外のことが起こったんすよ。

それは、他のガンを使って塗った時も、DV1を使って塗った時と同様の

仕上がりになってきたんですよね。

ガンを変えて、上手く仕上がる方の基準というか塗り方、チェックの仕方に

釣られるような感覚です。

最初は『お?上手いこと行った』くらいに思っていたんですが

回数を重ねるたびに段々と意識するようになり、

作業する度に、まるで自分の上手く行った塗りを

追っかけるような感覚になってるんですよね。

 

上手い人のマネをするというのは、自分でやってないので実感がなく、

どんな感覚なのかまでは分からないじゃないですか。

どれだけ丁寧に教えてもらったとしても、言葉では限界があるからっすよね。

そっから先は、『自分で工夫しろ!』という感じで丸投げになります。

それはもう仕方ないし、そらそうなりますよ。

 

でもマネをするのが自分だった場合。

どんな感覚なのか、実感がある状態で追っかけられるわけですよ。

言葉はいらないし、ひたすら思い出しながら仕上げる。

もうこうなったら、悪いところ、改善するところまで自分で分かるので、

アドバイスなんていらんわけですよ。

 

例えば均一に塗るということ1つ取っても、

それをキッチリできた場合、ベースを決めた時点でほぼムラは無いんすよ。

もしムラが出来てた場合、何がダメだったのかはもうやってる時点で

自分で分かってるので、すぐに改善できる。

 

自分の仕事を見本にして、自分の仕事を追っかける。

レースゲームで例えたら、自分のベストタイムのゴーストが目の前を走ってるわけですよ。

それを追っかけ、追いつき、抜く。

何がダメで、どこに無駄があって、何を変えるのか。

見本を見ながら、自分の作業を改善していくわけです。

どうやってるのか、感覚も実感しながらね。

 

まとめ

実際、腕を上げるのはとても難しいし、時間がかかるものです。

アドバイスを受けたとしても、それを実践できるとは限らないし

そもそも自分のやり方に合っているとも限りません。

だから、そんな時は今回の僕のように道具を変えるのも一つの手なんすよ。

それによって、自分の悩みが解消されることもあるんすよね。

 

昔ながらの道具には頼らず、己の腕のみで(ry

なんてのには拘らなくていいと思うし、実際そうすると

僕のように遠回りすることになります。

もちろん、その遠回りしたことで得るものもありましたけどね。

でも、本音としては早く腕を上げたいじゃないですか。

そのための投資として、いい道具を使うのは僕はアリやと思いますね。

 

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