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DIY自動車塗装 サフェーサーの色

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いちころです。

キズの補修をする時、大体サフェーサー(以下サフ)を使うんですが、これって結構種類があるんですよね。

大体は足付けして乗せるものが普通なんですが、

中にはノンサンといって、足付け不要のサフもあります。

そして色。

白や黒やグレーなどがあり、最近では赤とか青とかあるというウワサも聞いたことがあります。

使ったことはないですけどね。

いちころペイントでは、以前にサフについて記事にしましたが、今回はもうちょっと追加みたいなカタチで紹介していこうと思います。

参考までにね。

サフェーサーの色

さっきも書きましたけど、サフには色々と色があります。
・・・ん?なんかややこしいですね。

ま、色の種類があるってことなんですが、
ウチの工場で使っているもので言えば、
ガンで塗る分はグレー一色。
エアゾールは、白、黒、グレー、深緑の4色です。

それぞれ用途があるんですが、エアゾールの白と黒はほぼ内板の誤魔化しに使います。

グレーと深緑は見える場所の内板色。
フロアなどですね。

クルマによって内板色は違うんですが、大体この2色で行けるんでね。

で、ここからが本題なんですけどね

外板の補修をした時に使うサフは、2液型のものを使うんですが

コレも色があるんですよ。

白、黒、グレーの3色が。

コレってなんで?ということを、ちょっと解説していこうと思います。

 

サフは下塗りの効果もある

塗装する色というのはトマリ(隠蔽性)の

良いものもあれば悪いものもあります。

例えば赤のパール系。

しっかりと下塗りをしておかないと、いつまでも補修箇所が透けてしまって

面倒くさいことになったりします。

この『しっかりと下塗り』するのが、サフのひとつの役割なんですよね。

 

僕たち塗装屋が調色(色を作る)するとき、こういったトマリの悪い色は

作る色の下に何色を塗るかが、もう大体指定されています。

塗料メーカーにもよりますが、ウチの工場が使っている関西ペイントでは、

バインダーという塗料があり、コレが下塗りの指定です。

そのバインダーにも色々種類があり、番号によって色が異なります。

と言っても、白、グレー、黒がベースで、ちょっと白いとか黒っぽいとか

その程度の差しかありません。

ロックペイントではバインダーはなく(あるか知りませんけど)、

サフ自体の色を変えることで、バインダーと同じ効果があります。

 

結局どういうことかと言うと、

トマリ(隠蔽性)の悪い色には、ちょうどトマリを良くする下塗りの色があり、

その色は白、グレー、黒の3色で大体収まるということです。

そして色によっては、そのサフの色で上の色(塗りたい色)の濃さが決まります。

 

例えばさっきの赤パールを塗装するとして、

この時に、白、グレー、黒と3色の塗板を用意して

外板の色(赤パール)を塗ると、それぞれ色が変わります。

色が透けているので、下に塗っているサフの色によって

見える色が変わるからなんですよね。

 

なので、大体ですが塗る色によってサフ(下塗り)の色が決まってるんですよ。

透けやすい色として

黄色を塗る場合は、白。

赤を塗る場合はグレー

というのが大体一般的です。

その他のトマリの悪い色は大体グレーで収まります。

 

じゃ黒は?となりますが、外板の色を黒に塗りたい場合に黒を使うと

思うかもですけど、黒って隠蔽性が最強なんで、サフの黒って

あまり使いみちがないと言うか、別になくてもいいと思います。

面倒くさいからアンダーコートの代わりとか、なんかそんな感じには

使えると思いますけどね。

 

どれくらい塗れば良いのか

次に塗り重ねの回数ですが、

よくTwitterやその他、ブログとかでDIY作業をされている人の画像が

アップされてるなかで、サフをテカテカに塗ってる人を見かけます。

『こんなもんかな~』

というコメント付きで、もう外板色のようにツヤツヤに。

 

これね、サフを厚塗するのは結構失敗の元だったりするんですよね。

僕たちも作業中、サフの厚盛りをすることがあるんですが

それはしかたなく傷を埋めたりする時とかなんですよね。

あとはちょっとした歪を抜くときとか。

FRPのエアロパーツの修理のときなんかは厚盛したりします。

 

でも、DIYで外板を塗る場合は、そんなに厚盛りする必要はないんですよ。

パテ修正したならサフがトマるまで、

色替えや新品を塗る場合も、やっぱりトマるまで。

これはスプレーガンで吹いたんですが、3回です。乗せた回数は。

この程度で十分なんですよ。

厚盛りすると、乾きにくくなり、

例えばヒートガンで乾燥させたとしても、外側だけ乾いて

中が半乾きになったり、

炙りすぎてピンホールが出来てしまい、サフが浮いてしまってやり直しということにもなります。

そうならないためにも、サフはトマる程度、

様子を見ながらですが、エアゾールでも3回程度で十分に効果はあります。

 

まとめ

サフは何かと便利で、塗装前には結構な割合で使います。

その殆どは塗膜の下処理のためだったりするんですが、

今回紹介したような、

外板の色を決めるための下塗りの色という効果もあるんですよね。

例えば、赤とか塗ってトマリが悪いからトマるまで塗り重ねて

ムラムラでスケスケでなんか垂れてる・・・(エロい意味じゃないですよ?)

ってことになったりするのは、下塗りをすれば1発で解消できたりするんですよね。

 

なので、色が透けて困ってる場合は、塗装前に2~3発サフを塗ってみて下さい。

それでキレイに色をトメる事が出来るんでね。

 

あ、キャンディとか透けさせる色はまた別なんで、それはまた別の時に

解説しますね



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