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自動車塗装 いちころ呑み雑記 48杯目 分厚いチッピングコート

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いちころです。

フェンダーの下、ロッカーパネルにチッピングコート(以下チッピング)

をしてあるクルマがあります。

これは、石跳ねなどでボディを傷つけないように、

弾性のゴムのようなもので出来てるんですが、

最近の車では、経費節減のためか、塗布してないものが多いです。

一昔前のクルマには結構な割合であったんですけどね。

 

今で言えば、ホンダ車には分厚いチッピングがされていて

コレを再現するにはちょっと腕がいるため、

毎回結構苦労するんですよね。

 

で、今回作業したクルマもちょっと手のかかるチッピングやったんすよね。

ホンマにね。

では今回の作業はコチラ

はい、VWゴルフのロッカーパネル交換ですね。

あとF/Rのドアも新品に交換です。

では早速作業していきます。

 

ウチではまず、外車の新品ドアには必ず

エクストラシーラーという、まぁ、サフなんですけどコレを塗装します。

本来ならばノンサン(足付け不要)なんですが、説明書をよく読むと

『外車の場合は保証対象外』

って書いてるんですよね。違ったかな?

とにかく、日本製のものはノンサンでイケるけど、外車は足つけろ、と。

付けんと行って、何かあってもしらんで?

みたいな感じで書いてあるんで、足をつけて塗ります。

なぜ、電着プライマーの上にベースを直接乗せないのかというと、

以前ちょっとした不具合があったんですよね。

ベースだけでなく、パテもどうもあんまり良くないようで、

このシーラーはRMのものなんですが、以前はスタンドックスの何とかっていう

クサイやつをまず塗布して、その上からパテをしてたんですよ。

何でしょうね?外車の電着はあんまり馴染まないんすかね?

とにかくコレが確実なので、早速塗っていきます。

 

ナニコレ?途中?って思いました?

このエクストラシーラーって、塗布の回数が1回と決まってて、

あんまり膜圧を付けたら、逆に駄目らしいんですよ。

なのでコレくらいで十分。

あとは乾かしてブツをとって下準備完成です。

 

は、続いてロッカーのパテを研いでいきます。

・・・というか、もう研いだ後ですね。まだもうちょっと残ってますけどね。

いい感じのところで切ってくれているので、パテも研ぎやすかったです。

手間なのが、このアーチのところのラインですね。

ちょっと角を出し気味にして、サフで丸めて作る方向で行きます。

 

はい、今回使うサフです。

ロックのすごい厚盛できるというサフですね。

なんでもエアロパーツ屋御用達で、#180のペーパー目すら埋めてしまうほどのものだそうです。

エアロパーツの塗装って、もう巣穴をどうするか?

というのが悩みのタネだったりするじゃないですか。

それを1発で解消してくれると言われているものなんでね。

スプレーパテより使い勝手がよく、同等の効果があるなら理想的ですよね。

早速塗っていきます。

 

1発目。

・・・やっぱ濃ゆいっすよね。粘っこいというかね。

厚盛りするには希釈15%らしいので、それで行ったんですけどいい感じです。

 

コレで3発目。

ちょっと乗せすぎた。

垂れはしないですけど、ラインが変になってしまいました。

でも逆に言えばスゴイ盛れますよね、このサフ。

もしかしたら軽い歪くらいなら抜けるかもしれないんで、今度試してみます。

 

しっかり乾燥させた後、ラインを出していきます。

このサフの研ぎ具合なんですが、

やっぱり乾燥した直後は柔らかく研ぎやすいんですが、

1日経つと、カッチカチになって#240で研いでちょうどくらい。

#320だけだと、いつまでたっても研ぎ終わらない。

今回のように、範囲が少し広いと余計です。

そんな感じなんでね、すぐ研いだほうが効率的かもですね。

 

そしてコレ。

なにが問題かって、タイトルの通りチッピングなんですよ。

普通、チッピングといえば切れ目があって、それより下に塗布してあるものなんですが、

このゴルフの場合、何かボコッとした盛り上がりが1本あるんですよ。

剥いで見るとそれは、分厚いシーラーで、コーキングと同じ素材で分厚く

盛っているような感じなんですよね。

コレを再現するか~~。どうすんねんコレ。

もちろん、こんなのやったことありません。

なので、この日は置いといて、次の日曜日に持ち越しました。

 

何かごちゃごちゃと工夫した後です。

最初はかまぼこシーラーを貼って、その上下の段差をシーラーで埋めようと思ったんですが、

そんなに広くて平らなものがなく、あるのは2つ山のものだけやったんすよ。

コレでもやってみたんですが、どうもしっくりこないというか

やっぱりどうやっても山の間に溝が出来てしまうので、コレはナシ。

他のも二本足してみたりしましたが、やっぱり上手くは行きませんでした。

 

もうどないしよ~、ってなった時、専務が

『リバース使います?』

って、言ってきたんですよ。

リバースというのはぼかしテープのことで、ピンクテープとか色々言い方がありますが

要は切れ目にラインを作らないようにするためのものです。

マルテー ぼかしテープ 13MM×16M

コレを使ってやってみると・・

 

おおう!ええんちゃう?いいんじゃね?

コレはまだ紙を貼ってるんですが、コレを剥いで

上にもチッピングを乗せたらいけるやん。オッケーやん。

っしゃ、コレで行こう!

 

まずはここまで。しっかり段差を作ります。

この上にも同じ様にチッピングを乗せるので、多少段差がなくなるのも予想して

ちょっと高めに作っておきます。

で、剥いだらこんな感じ。ジャッキアップポイントだけ消さないようにして

そのまま上にもチッピングを乗せていきます。

・・・と思ったら白が無くなった!

 

行ったか?

ん~、でもちょっと段差が浅い気もする。

ちょっと様子を見て、ダメなら次の日のもう1回乗せよう。

とりあえずはこれで置いとくことにします。

 

・・・で、次の日、やっぱり浅いということで

もう1回分厚く乗せ直しました。

で、このチッピングの特徴なんですが、巣穴が空くんですよ。

もうこれは仕方ないんすよね。そういうものなんで。

でも、仕方ないといってそのままベースを乗せると

巣穴はそのまま残ってしまうことになるので、サフで全部埋めました。

乾燥させる時は注意せんとね。穴が空くかもしれんしね。

 

はい、下準備が終わったので、ちょっと飛ばしますが

塗装準備完了です。

ドアが外れてる側面塗りということで、ピラーまで塗ってまえ!

ということになり、中まで塗ることにしました。

ん~~~、まぁ、オッケーちゃう?

そんなに悪くはない感じです。あ、ラインね。

反対と比べると、そんなに違いはないのでイケると思います。

 

・・というのも、このクルマはロッカーを交換している通り、

まず真っ先にココを見られるんですよね。

場合によってはリフトで上げて。

だから下手は打てないんですよ。

でも、コレならオッケーやと思います。

ん!コレで完成。コレで行こう。

明日磨いて完成です。

 

まとめ

今回のシーラは結構苦戦しましたが、

専務のアドバイスもあって、何とかなりました。

VWの仕事は、納期がきっちりしてるんでね。

遅れたら許してくれないんですよ。

このクルマだって、納車予定は金曜ですが、何かあったらダメなんで

はやめに作業してる感じなんですよね。

ホンマ、神経使います。

 

他の作業の方ですが、もう見たくないほどの入庫があり、

またTwitterで上げますけど、予定がいっぱい過ぎて

悲鳴を通り越して、もう吐き気がしそうです。

 

弱音を吐いてても仕方ないんでね、明日も早く出て

作業していきます。

って、もうすぐ3時やから3~4時間後か。

 

じゃ、今日はココまで。

明日もがんばりましょう。お疲れ様でした(`・ω・´)ゞ



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