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呑み雑記 自動車塗装日記

自動車塗装 いちころ呑み雑記 49杯目 働き方改革してます

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いちころです。

いつの頃だったか、働き方改革という言葉をちょいちょい聞くようになってたんですけどね。

残業を減らし、休日はしっかり取り、持って帰るものはしっかりと貰う。

何かこう、ツッコミどころが多いというか、ツッコミどころしか無いというか

何をいうてんねん?っていうのが最初の感想でした。

 

なにしろその頃の僕ときたら、72連勤とかやってて、

もちろんその間、早あがり(休日出勤)の時もありましたけど、

基本、毎日作業しに会社に顔を出しているような状態でした。

ま、仕事が半分趣味みたいなもんなんで、苦ではなかったんですけどね。

 

で、今回月イチの会議の中で、『働き方改革』という感じのお題で

話し合いをして、作業方法などが変わってきました。

何が変えて、どうしたいのか?

今回はそんな感じの話です。

キョウミない人はスイマセン・・・。

 

ナニハトモアレ経費節減

会社の出費の中で、まずは1番減らしたい経費。

それが光熱費です。・・・たぶん。

書いてしまいますが、ウチの工場でだいたい月に15万くらいかかってるらしく、

その中でもやっぱり塗装ブースの電気代が結構な割合を占めているようです。

 

この光熱費を下げるとしたらどうするか。

うちの場合、1番は休日出勤をなくすことなんですよね。

休みの日も、基本僕は1台必ず塗装します。

この分を、通常業務の中に入れてしまえば

休みの日も出てこなくて済むし、その分、経費も安くなる。

鈑金も同様です。

月にすると4日分かそれ以上の光熱費が浮くわけですから、

これは結構減らせるだろうと。

もちろん、仕事が立て込んでる時は出ますけど、

それ以外の日は休もうと。そういう事になりました。

でもそうなると、作業効率を上げないと、元の売上からは

大分落ちてしまうことになります。

そこで同時に行うのが作業方法を変えることなんですよね。

 

二人で交互に

ウチの工場はブースが1機で塗装屋は2人です。

2人で同時に同じような作業を行い、順番を融通しあって

毎日作業をしています。

まずはこれを変えようということになりました。

具体的には、下準備をする人と塗装をする人を日によって分けるということです。

例えば僕が今日塗装をするなら、先輩が下準備。

塗る直前まで準備します。

塗ってる間に下準備し、塗り終わって指触乾燥したらブースの入れ替え。

調色は間にしておく。

1日2~3台を必ず塗装し、残った時間は2人で次の日の下準備。

こんな感じで、1台を2人で協力して作業するので、アガるのも早くなります。

また、ブース待ちもなくなるので効率よく作業出来るようになりました。

 

この作業に必要なのは、声掛けと作業内容の共有です。

 

鈑金塗装屋というのは、町工場の場合、こういった声かけや作業内容の共有といったことは

必要最小限しかしない事が多く、基本的に個人プレイです。

一つの作業を一人でこなし、周りが手を出すのは基本NG。

そういう頑固というか小難しい人が多い。そういう業界です。

 

やってみてよく分かったんですが、作業を分担しないと

人数が居る意味がまったくなくはないですが、効率が悪いんですよ。

 

断言しますけど、例えば作業するクルマが2台あるとして、

2人で1台ずつやるよりも、2人で分担して1台ずつ作業した方が

遥かに早く仕上がります。

 

じゃ、なんでこの方法でみんな作業しないのか。

僕らもなんでやらなかったのかというと、要はそういう習慣だっただけです。

1度手を付けたら最後まで1人で仕上げる。

そういう職人としてのプライド的な、

何ていうか、拘りみたいなものが根強く残ってて、

別にそれは悪くはないんですけど、めちゃくちゃ効率が悪いんですよね。

『他人の仕事は信用できん』

といった仕上がりに命をかけてそうな人っているでしょ?

 

終わった時が出来た時。みたいな作業の仕方では

これからの時代はおそらくやっていけないように思います。

いくら仕上がりが丁寧でキレイでも、納期が遅いのは致命的です。

だから作業を分担するんすよ。

下準備するなら下準備だけ。

その日はその作業に集中し、下準備なら、絶対に歪を抜き、隅々まで足付けをし、

汚れを落とし、隙間なくマスキングをして、完璧に脱脂をする。

塗装なら、余裕を持って調色し、しっかりと静電除去、ブツの確認、

肌の確認をして仕上げる。

各作業に集中するから、その分ストレスは減るし、仕上がりも良くなる。

 

下準備をしてくれて、後は塗るだけだったら楽でしょ?

反対に下準備だけしたら、後は塗ってくれるなら

(´Д`)ハァ…後は任した!ってなるじゃないですか。

 

やって思いましたけど、作業の分担はこれからの鈑金塗装の作業では

たぶん必要不可欠だと思いますね。

 

就業時間の短縮

ウチは基本は9時~18時が定時です。

といっても、毎日大体7時半には出勤してるんですけどね。

で、今までは片付けやらなんやしてたら、工場を出るのがだいたい20時でした。

これを18時作業終わりにして、さっさと片付けて帰ろうと。

そういう事になりました。

就業時間を短縮しても売り上げが落ちたら意味がないので、

当然ながら効率よく作業しないといけなくなります。

 

と、ここで作業の分担、声掛け、作業内容の共有というのが生きてきて、

みんなで分担して同じことをやっているので、効率よく工場全体で作業が進み、

結果的には、ちょっと足りませんけど

だいたい18時には置ける様になりました。

1時間以上短縮して、今までと同じ生産性を保つ。

そんなん無理やん!と思ってたんですけど、やってみたら出来た!

みたいな感じです。

 

例えばですけど、工場や土地が広いと、それなりに使うじゃないですか。

散らかしたり、いらないものを沢山置いてたり。

モノもたくさん持ってたら、1個の価値も落ちたりしますよね?

ガンを30丁くらい持ってたら、1丁くらい雑に使って壊してもエエわみたいな。

作業時間も結局同じやと思うんですよね。

ケツを決めてなければ、いつまでもダラダラやってしまう。

いや、決めてても、次の日に持ち越しても構わなければ

結局、終わった時が出来た時。

こんなことしてたら、いつまで経っても同じことの繰り返しなんすよね。

半永久的にその位置で留まる。

経費はかかりっぱなし。売り上げは上がらない。

会社にとっては迷惑な存在です。

 

時間設定をして、作業内容を濃くし、短時間で効率良く仕上げる。

理想だと思ってましたけど、結局は行動してなかっただけなんですよね。

その1歩目って結構出しにくいものですが、出したら出したで大したことなかった。

さっきも書きましたけど、やったら出来るやん!みたいなね。

もっと早くやっといたら良かったって思いましたね。

だってカラダも楽ですしね。

 

まとめ

今回のウチの工場の働き方改革ですけど、

時間短縮、作業分担、作業内容の共有、声掛けなど、

いろいろ変えてるんですけど、それとは別に

仕事が面白くなってきたんですよね。

いや、しんどいっちゃしんどいですよ?

だって、短時間で今までとおなじ売り上げを上げないといけない訳ですからね。

 

いや、面白いというか、この現場で作業するのが楽しいんすよ。

これが1番僕が良かったと思うところですね。

みんなで協力し、同じ方向を向き、会社を盛り上げる。

そしてその見返りは、手当てとしてしっかりと自分たちに帰ってくる。

最高っすよね。

 

その場所で過ごすのが楽しいと思える。

それが仕事の現場なら毎日楽しいじゃないですか。

今はそんな感じっすね。

ホンマね。

 

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