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しくじり塗装屋 こんな失敗はするな! #1 ダイハツT29ボカシ失敗

更新日:



いちころです。

えー、どっかで見たタイトルに似ていますが、気のせいですのでスルーして下さい。

今回から新しい場所を設けまして、タイトル通り

僕が作業中に失敗したことを、ちょっと上げていこうかなと思います。

 

失敗例の方が参考になる

というのも、Twitterにしろブログにしろ、成功例っていっぱいあるじゃないですか。

こんな風にしたら上手いこと出来ますよ~とか、

見て見て~!こんなに上手にできました~とか。

( ゚Д゚)・・・・もうええねん!そんなんは!

 

正直、そんなの見たくないというか、参考にもならんでしょ?

僕はそうなんですよ。

オマエらが上手いんはよう分かった。もうええわ、と。

これを見られてる方で、気分を悪くされたら申し訳ないですけど、

アップする方は、下手打ったところなんて見せたくないじゃないですか。

カッコ悪いし、下手だと思われるのも嫌だし。

 

でも、見てる方失敗してるところを見たいんですよ。

ですよね?

これは、優越感とかそんなの関係なしに、失敗した箇所、作業方法、

感想を聞いた方が参考になるから。

 

いちころペイントでは、こういう失敗例も包み隠さず報告していこうかなと。

作業に失敗はつきもの。毎回そんなスパっと上手いこと行くわけないんすよね。

正直、失敗しようと思ってやってないので、そんなに頻繁に上げることはないかもですが、

とりあえずこの『しくじり塗装屋』を追加するので、興味にある方は見て見てください。

 

ダイハツ T29 ボカシ失敗

では早速行きますね。

まず最初はコチラ。

ダイハツ ムーヴですね。

色番はT29。ピンクのメタですね。

塗装範囲は、サフを乗せてある、左の前後ドアです。

 

この色と似ている色で、T22というのがあるんですが、

これがすごいボケにくくて、これもそうやろうな~とは思ってたんですよ。

でも調色自体はそんなに苦労することなく、4発ほどで決まりました。

 

はい、マスキングまで終わりました。

塗装のイメージとして、大きめにボカす。

前後とも、ドアの半分くらいのところにボカシぎわが来て

そこで決まればOK。

高さは大体ドアハンドルの下あたりまで。

これで行きます。

 

塗り終わりです。

結果的に、これは失敗しました。

その状況を説明していきますね。

 

色合ってる?

まずベース1発目。

うっすらとバラ吹きしたのでそこまでの違和感はありません。

続いて2発目。ちょっと留める感じで乗せていったんですが・・・

何か色が全然違うんですよ。

作った色はピンクのメタなはずなのに、乗った色はシルバー。

( ゚Д゚)は?ですよ。

思わずカップを開けて中を見たら、間違いなくピンクメタ。

でも乗った色はシルバー。

 

はっはっは。。なんやこれ?

 

笑ってる場合じゃないので、塗り板に塗って、もう一度色の確認。

・・・・合ってる。

じゃ、この色なんやねん?

エアブローをして投光器で色を確認して、ようやく何でこうなったかわかりました。

 

要は、ウエットで乗せた所はピンクメタで乗りますが

ドライで塗ったところ。ぼかした所というか塗りのキワ。

ココはシルバーになってるという状態です。

このクルマで言うと、サフのところはピンクですが

その周りの薄く乗せた所はシルバーになってるという感じですね。

これは、ぼかし方というよりも、小範囲でボカすのが難易度が高すぎるんちゃうか?

ということで、最初の予定よりも広めにボカすことにしました。

レベリングを吹き、そこにうっすら乗せるように、なじませるように。

結果、何とかイケるんちゃうかくらいのところまで持って行けたので、

そのままクリヤーを乗せていきます。

 

ブースの外に出した状態です。

拡大してもらえれば分かりますが、サフだったところがもろに残ってるのが分かると思います。

これは、2発目のシルバーに見えた塗るがそのまま残ってる状態で、

ベースの時点で、4回ほど乗せました、

その時はボケてるように見えたんですが、結果的にガッツリ残っています。

そのあとに無駄な抵抗のようなボカシも、ただ黒くなっているだけで

何がしたいのかよくわからない状態になっています。

現状、小細工して失敗したみたいな仕上がりになってしまいました。

 

どうすればよかったのか?

ボカしにくいことが分かっていながら、こんな失敗をしてしまったわけですが

ではどうすればよかったのか。

僕が思う塗り方は2つあります。

 

ベースを上まで乗せる

1つ目は、ドアの上までベースを乗せて、前後に広くボカしていく塗り方。

こうすることによって塗りやすくなり、またボカしやすくもなりますが、

範囲が広がってしまうため、失敗した場合(ボケなかった場合)、

取り返しはつかなくなります。

 

前後フェンダーをボカす

1番安パイなやり方。

側面になるため、色ゴミ等の心配はありますが

ボカシは格段にやりやすくなります。

 

なぜこの2つの塗り方をやらなかったのか?

この理由はもうハッキリしてて、いつも通り小さ目でやろうとしてしまったからです。

ボカしにくいと、最初から分かっていながら、いつも通りやってしまった。

言い換えたら、どこかで自分の腕を過信していて、出来るやろう!と思ってしまった。

それが理由です。

 

手直し作業

で、手直しをやっていくわけですけど、どうするか。

もうここまで広げてしまっているので、前後フェンダーをボカすしかありません。

ということで、やっていきます。

はい。今度はOKです。

奥のバンパーは関係ないのでスルーしてください(笑)

広範囲を塗るので、シンナーを1つ落とし、40と30の混合。

ベース、クリヤー共です。

焦らず、時間をかけてキッチリ仕上げました。

こういった手直し作業で注意することは、焦って失敗すること。

特に僕がそうなんですが、売り上げやその他の損害を考えてしまって

早く早く!と別に周りからせかされているわけでもないんですが、

自分で勝手に焦ってしまって、結果、さらにミスってしまう。

二次災害とかドツボにはまるとかいうやつですね。

なので、僕の場合なんですが、こういったミスをした場合は

申し訳ないですが、いつもよりペースを落とし気味に

毎回確認作業を入れながら進めていきます。

マスキングのミスはないか、脱脂は隅々までやったか、ブツは残ってないか、など。

焦ったら、その辺をザーっとやってしまいがちなんでね。

こういう時こそ。焦らずじっくりと。です。

 

まとめ

今回の失敗は、分かっていながらもなんとかなるだろうと、

自分の腕を過信し、いつも通りやってしまったことです。

いつも通りの、自分にとっては楽な方法でやってしまいました。

 

この、分かっていながらもやってしまうというのが、僕の中での

問題というか課題で、どこかでいつもと同じやり方でやってしまおうと思っているフシがあります。

それは、怠けているとかそういうわけではなく、問題を深く考えていないから。

このまま行ったらマズイと分かっていながらも、他人事のように思っている。

で、失敗したらそこで初めて焦る。

そういう、性格的な問題です。

 

そのあたりの決断の方法ですよね。

作業方法は自分で決めてるんでね。

なので、このあたりの気持ち的な問題を克服しないと、次の段階には行けないかなと。

ダメだと分かったら、パッとやり方を変える。

人がやってるのを見てる分には、それはダメだと言えるじゃないですか。

だって正論ですからね。

でもそれが自分の場合となると、変えるのってなかなか難しい。

そのあたりが、ホント僕の今の課題です。

 

出来るのに、最初からやらなかったから、手直しになる。

『最初からそうやらんかい!』

って、昔よく言われてたんですが、ここに来てまだ同じことをやってるって、

何かどないやねんと思いましたね。

 

次は気を付けます。(`・ω・´)ゞ。

 

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