自動車塗装の日々の試行錯誤の様子や、DIY情報を書いています

自動車塗装 いちころペイント.net

自動車塗装研究

自動車塗装研究 クリヤーの乗せ方を考える

投稿日:



いちころです。

クリヤーの仕上がりは、正直言ってそのクリヤーの種類によって

左右されるところがありますよね。

例えば、ウチで使っているのは関ペのMクリヤーと

日ぺのGLクリヤーですが、塗り比べると

完全にGLクリヤーの方が艶が良いです。もう輝いてるくらいに。

 

Mが2:1で、GLが3:1ということもあるかもですが

GLの方の説明書を見てみると、何か特殊な樹脂が入っていて、

それがシンナー蒸発の時か乾燥の時か、表面まで登ってきて

表面を輝かすそうです。

・・・すごい技術ですね。

 

そういったクリヤーの性能とは別にして、

やはり塗り方がキッチリしてないと、艶は良くても

垂れたり、足りなかったりしたら元も子もありません。

とはいえ、垂れとブツの問題というのは、塗装屋にとっては

永遠のテーマみたいなところがあって、常に問題視されるところでもあります。

 

ということで、今回は、僕も完全ではありませんが

クリヤーの乗せ方について、ちょっと考えをまとめて行こうと思います。

 

なぜ垂れるのか?垂れについて考える

まず、コレですよね。

何で垂れるのか。

それはもう答えが出ていて、乗せすぎているからですよね。

それが1発なのか、合計なのかは場合によりけりですが、

結局のところ、最終的に乗せすぎているから垂れるわけですよね。

 

それが、面の箇所。

ドアだったりフェンダーでもいいですが、ど真ん中などが滝のように

垂れる場合は完全に乗せすぎで、塗り方自体を改善しないとですが、

そうでない場合。

ベテランでもありがちな、キワの溜まりや垂れですよね。

僕もちょいちょいやるんですが、これを何とかしたい。

 

実際、注意して塗っているにもかかわらず、やっぱり溜まってしまったりするんですが、

これも塗り方を変えることで、改善出来るんですよね。

ま、僕完全ではないんですが、その塗り方というのが

前回紹介した、ドライウエットという塗り方です。

 

ドライウエットでクリヤーを塗る

ベースの時は、薄く塗り重ねると書きましたが、

じゃ、クリヤーも同じようにするのか?というと

じつはその通りで、全く同じ塗り方をします。

というより、この塗り方はクリヤーにこそ応用してほしい塗り方で、

もしこれがキッチリ出来たら、まず垂れないし、

ストレスなく均一な肌に仕上げることも出来ます。

塗り方を型化することにより、毎回同じように塗るような感じですね。

はい、XV[のクリヤーを乗せている所ですが、

おそらく皆さんが『ん?』と思う所は

1回塗ったのに、また戻って乗せている所だとではないですかね?

そんなことをしたら肌がざらつくやんけと。

でもザラつかないんですよ。この塗り方だとね。

 

その理由は、ドライで塗り重ねているから。

もしこれが、1発でウエットで乗せた場合、

その上からパラ吹きじゃないですが、足りない分を乗せるとすると

やっぱりザラついたり、その個所だけ艶がなくなったりします。

でも、このドライウエットの塗り方だと、毎回継ぎ足しのように乗せているので

足りない分を後から乗せても、肌が変わることはありません。

現に、段取りが悪いですが、途中でクリヤーが切れてますが

そこから塗り足しても肌を均一にすることは可能です。

 

何が言いたいかというと、それくらい薄く塗り重ねて塗っているので

垂れにくいわけです。そして肌も作りやすい。

 

とはいえ、ぼくも昔の塗り方が染みついているので

完全にはいかず、よく縁が溜まったりするんですけどね・・・。

 

今のこの寒い時期、シンナーを速乾に変えても垂れやすかったりしますが

こういったひと工夫で、均一で艶のあるはだを作りながら

垂れを改善出来るので、このドライウエットという塗り方は結構いいと思うんですよね。

 

 

まとめ

垂れたらホント気分悪いですよね。場合によっては塗り直しになりますし。

誰でも、垂らしたくないじゃないですか。

でもアウターハンドルの所やドアやボンネットのキワなんて、

気を付けていても、溜まることは誰でもあることですよね。

なので、もしそういった悩みがあるなら

この薄く重ねる塗り方でやってみたら、ちょっとは改善の方向に

行くと思うんですよ。

 

僕もまだまだ改善の余地ありのウデですけど、

やっぱりもっと上手くなりたいですよね。

塗るたびにそう思います。

 

 

-自動車塗装研究

Copyright© 自動車塗装 いちころペイント.net , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.